【2023年版】文部科学省・厚生労働省支援|大学・短大の社会人向けスキルアップ・プログラムを利用してお得に&無料で学ぼう!

最近、「リカレント教育」「社会人のリスキリング」という言葉をよく耳にしませんか。文部省・厚生省・経産省など各省庁によるバックアップ体制もあり、社会人のキャリアアップや転職のための「学び直し」への関心が高まっています。

各種民間のプログラムも開講されていますが、全国各地の大学や短大、高専等でお得に学べる文部科学省の「令和4年度 成⾧分野における即戦力人材輩出に向けたリカレント教育推進事業」のプログラムをご存じでしょうか。

この記事では、同事業の「B.重要分野のプログラムの開発・実施(リテラシー又はリスキル)」「C.各分野のエキスパート人材育成に向けたプログラムの開発・実施」分野について紹介するとともに、文部科学省の「令和5年度 女性の多様なチャレンジに寄り添う学びと社会参画支援事業」や厚生労働省の「教育訓練給付金制度の指定講座」も紹介していきます。

文部科学省による社会人の学び直しを応援するポータルサイト「マナパス」では、自分の目的にあったいろいろなプログラムが検索できます。どんなプログラムがあるか気になる方は、一度講座検索をしてみてください。

【2023年版】文部科学省・厚生労働省支援|大学でお得に&無料で学べる社会人のスキルアップ・プログラムに注目!!(前編)はこちら↓

https://college.coeteco.jp/blog/archives/15736/

【2023年版】文部科学省・厚生労働省支援|大学でお得に&無料で学べる社会人のスキルアップ・プログラムに注目!!(後編)はこちら↓

https://college.coeteco.jp/blog/archives/18187/

  1. B.重要分野のプログラムの開発・実施(リテラシー又はリスキル*)
    1. 新潟大学「地域社会インフラ整備の担い手育成リスキルプログラム」
    2. 筑波大学(東京キャンパス)「ライフキャリア構築を目指す女性のための心理学プログラムー生涯発達的視点からのキャリア自律と他者支援への展開ー」
    3. 北九州市立大学「everiGo WEB系プログラマ・DX人材プログラム」
    4. 九州産業大学「次世代観光マネジメントリーダー育成プログラム」
    5. 昭和学院短期大学「スマート保育所を実現する保育士リスキリング教育推進事業」
  2. C.各分野のエキスパート人材育成に向けたプログラムの開発・実施
    1. 北海道大学「「AIと人間社会」リカレントプログラム」
    2. 滋賀大学「DX人材育成のためのPythonを用いた予測分析ハンズオン教育プログラム~視覚化から教師あり機械学習まで~」
    3. 早稲田大学「コトづくり人材育成のためのリカレントプログラム」
    4. 東北大学「数理・データ科学・AIの導入により地域企業を変革するDXインフルエンサの養成」
    5. 大阪工業大学「スマート・マニファクチャリングに向けたDXイノベーションリーダ人材育成プログラム」
    6. 帯広畜産大学「農畜産プロフェッショナル経営人材育成プログラム」
  3. 令和5年度 女性の多様なチャレンジに寄り添う学びと社会参画支援事業
    1. ウィミンズカレッジ(KNF*)連携「マネジメント力入門コース」
  4. 厚生労働省の教育訓練給付金制度の指定講座
    1. WASEDA NEO
  5. まとめ

B.重要分野のプログラムの開発・実施(リテラシー又はリスキル*)

就職・転職に必要な基礎的又は応用的な重要分野の能力を取得し、キャリアアップに繋げることを目的としたプログラムです。主に就業者、失業者、非正規雇用労働者が対象となっています。

*リテラシーとは「その分野に関する知識や能力を活用する力」のことです。リスキルとは「就業しながら資格や技術を新しく習得する取り組み」を指します。

新潟大学「地域社会インフラ整備の担い手育成リスキルプログラム」

大学の建設専門課程を卒業していない社会人技術者のスキルアップを目的とし、建設の基礎技術だけでなく、技術者としての基礎や応用技術も学べるプログラムです。「全受講(必修+選択)」と「選択講座の個別受講」があります。

全受講の必修講座である「建設基礎技術講座」では、大学でも教えている基礎科目・基礎技術の習得が可能です。基礎から学び、自分で応用できる力を身につけることを目指します。
選択講座は1講座ごと申し込みができ、先端技術やDXなどの知識も得られます。
また、関連講座として自然災害復旧調査技術やドローン実習なども学ぶことが可能です。

必修講座は何度でも繰り返し学べるようにオンデマンド受講形式になっているので、都合の良いときに学習できます。なお、選択講座や関連講座は各講座によって受講方法が異なります。

受講方法【必修講座】
建設基礎技術講座:オンデマンド

【選択講座】
<技術者基礎・応用技術講座>
・技術者基礎・応用技術講座:オンライン
・県内建設業の目指すべき姿:対面
<メンテナンス・先端技術>
・DXの現状と建設業への展開について:対面
・雪氷学の基礎と大雪による車両の立ち往生:対面
・コンクリート劣化診断実習:対面

※全受講は必修講座+選択講座(2つのうち1つ以上の受講が必須)
※選択講座の個別受講も可能
開講日時【全受講(必修+選択)】
2023年10月16日(月)~2024年2月下旬

【選択講座(個別受講)】
・県内建設業の目指すべき姿:2023年10月18日(水)14:00~17:00
・DXの現状と建設業への展開について:2023年10月20日(金)15:00~17:00
・技術者基礎・応用技術講座:2023年10月25日(水)~2024年1月31日(水)17:30~18:30
・雪氷学の基礎と大雪による車両の立ち往生:2023年10月27日(金)15:00~17:00
・コンクリート劣化診断実習:2023年10月30日(月)~2023年11月2日(木)9:00~17:00
申込期間【全受講(必修+選択)】
2023年度 申込期間終了

【選択講座(個別受講)】
2023年度 申込期間終了
受講時間数【全受講(必修+選択)】
必修:21時間20分
選択:23時間~
(関連:4日~)

【選択講座(個別受講)】
・県内建設業の目指すべき姿:3時間
・DXの現状と建設業への展開について:2時間
・技術者基礎・応用技術講座:20時間
・雪氷学の基礎と大雪による車両の立ち往生:2時間
・コンクリート劣化診断実習:32時間
対面講義会場・県内建設業の目指すべき姿:新潟大学 駅南キャンパスときめいと
・DXの現状と建設業への展開について:新潟大学 駅南キャンパスときめいと
・雪氷学の基礎と大雪による車両の立ち往生:新潟大学 駅南キャンパスときめいと
・コンクリート劣化診断実習:新潟大学 五十嵐キャンパス
受講料【全受講(必修+選択)】
建設基礎技術講座(必修):100,000円
※ただし全受講の場合、選択講座の受講料は建設基礎技術講座に含まれる

【選択講座(個別受講)】
・県内建設業の目指すべき姿:3,000円
・DXの現状と建設業への展開について:2,000円
・技術者基礎・応用技術講座:20,000円
・雪氷学の基礎と大雪による車両の立ち往生:2,000円
・コンクリート劣化診断実習:20,000円
履修条件・新潟県内の建設や建設関連業界の社員
・土木系の部署に配属されている自治体職員
・現在土木分野に携わっている経験の浅い社会人(大学専門課程卒以外の入社5年目くらいの方)
上記以外の方でも申し込み可能
事前の説明会情報なし

https://www.reskill.ircp.niigata-u.ac.jp/

取材記事はこちら↓

https://college.coeteco.jp/blog/archives/17219/

筑波大学(東京キャンパス)「ライフキャリア構築を目指す女性のための心理学プログラムー生涯発達的視点からのキャリア自律と他者支援への展開ー」

30年以上の歴史がある「筑波大学社会人大学院」における心理学の知見を基に、講義と演習により「自己理解」「他者理解」「キャリア自律」の知識やスキルを習得します。さらに、独自開発した「寄り添いサポート」を体感・実習することで、実践的な“支援者”としてのスキルを身につけることも可能。

受講方法・オンデマンド講義
・対面講義
開講日時1.平日クラス(木曜日):2023年10月5日(木)~2023年12月21日(木)
2.土曜クラス:2023年10月7日(土)~2023年12月23日(土)
3.オンデマンド講座「ライフキャリア心理学プログラム」のみ:2023年10月末頃~2024年1月末(視聴期間予定)
申込期間1と2:2023年7月20日(木)~2023年8月31日(木) 
3:~2023年11月30日(木)
受講時間数オンデマンド講義:47時間
対面講義:40時間
対面講義会場筑波大学(東京キャンパス)
東京メトロ丸の内線「茗荷谷駅」 徒歩3分
受講料1と2:120,000円(税込)
3:60,000円(税込)
対象者管理職、人事・教育担当者、職場メンタルヘルス担当者、総合職(営業等)、人の支援に関わる者(キャリアコンサルタント等)
※それ以外の方でも応募可能
事前の説明会WEB説明会あり
7月22日(土)13:30~15:00(予定)
※7月22日以降はオンデマンドにて配信予定
※7月22日のWEB説明会は事前申込が必要

https://yorisoi-298.jp/

取材記事はこちら↓

https://college.coeteco.jp/blog/archives/12568/

北九州市立大学「everiGo WEB系プログラマ・DX人材プログラム」

たった半年でIT未経験者でもIT就職が目指せる、求職者向けの職業訓練プログラムです。ひとりひとりに与えられるWEBシステムを用いた、演習と実践トレーニングを通して、実際のIT業務だけでなく、複雑なシステム環境にも慣れていくことが可能です。個人差はありますが、最終的にはWEBシステムを開発できるようになります。

授業はオンライン(リアルタイム配信)中心で、平日の日中、週4日の開講が基本です。ただし、月2回程度の集合日には対面授業が行われ、就活支援セミナーも開催されます。受講料は無料(ただし交通費や保険料の負担あり)。若者ワークプラザ北九州(ワークプラザ)からの就職支援や、一定の条件を満たす場合は職業訓練受講給付金の給付を受けられます。

受講方法毎週火〜金曜日 10:30〜16:30
講義:オンライン(リアルタイム配信)、対面(月2回程度、小倉会場で実施)
就活支援セミナー:小倉会場で実施(月2回程度)
開講日時2023年9月19日(火)~2024年3月13日(水)
申込期間2023年6月~2023年8月20日(日)
受講時間数420時間
小倉会場ATOMica北九州
JR鹿児島本線、JR日豊本線 他「小倉駅」より徒歩1分
受講料無料
※集合日の交通費は自己負担
※インターンシップ参加時には保険料(数千円)の負担があります
履修条件・失業者、非正規雇用労働者
・20代〜30代(推奨)
・ノートパソコンを保有していること(推奨)
・パソコンの基本操作(キーボード入力、インターネット、メール、アプリケーションのインストール・アンインストール、ファイルとフォルダの操作など)ができること
事前の説明会情報なし

https://everigo.jp/

取材記事はこちら↓

https://college.coeteco.jp/blog/archives/16106/

九州産業大学「次世代観光マネジメントリーダー育成プログラム」

九州の地域特性を活かしながら観光マネジメントに取り組む人材に必要な知識やスキルを理論と実践から多角的に行い、地域の観光産業で活躍できる人材を養成・育成することを目的としたプログラムです。受講料は無料(正規受講者の現地学習に伴う費用のみ徴収)となっています。

観光関連事業に従事する経営層や中堅社員、観光まちづくりの関係者などが対象。たとえ九州に行くのが難しくても、興味のある授業だけをリアルタイム配信やオンデマンド配信で部分受講できるので、全国各地から受講できます。

受講方法正規受講者:対面講義
部分受講者:リアルタイム配信またはオンデマンド配信での講義
開講日時正規受講者:2023年9月2日(土)~2023年11月末頃
部分受講者:2023年9月2日(土)~2023年10月28日(土)
申込期間正規受講:2023年7月18日(火)10時00分~2023年8月18日(金)
部分受講:2023年7月18日(火)10時00分~2023年8月31日(木)
受講時間数正規受講者:60時間
部分受講者:最大53時間20分
対面講義会場九州産業大学 本館3階
JR鹿児島本線「九産大前駅」徒歩1分
受講料無料
(現地学習に伴う費用のみ徴収)
対象者自治体の観光課、観光協会/DMO(観光地域づくり法人)、商工会議所、宿泊業、観光業、観光関連産業・業界以外の業種からの観光関連業界への転職希望者、「観光ビジネス」教育に携わる高校教員 他
事前の説明会情報なし

https://www.kyusan-u.ac.jp/event/recurrent_tourism/

昭和学院短期大学「スマート保育所を実現する保育士リスキリング教育推進事業」

昭和学院短期大学では「スマート保育所を実現する保育士リスキリング教育推進事業」として「スマート保育所キャリアアップ講座」が開講されます。「スマート保育所」とはICTを活用する未来型保育所のことです。

スマート保育所キャリアアップ講座は正規受講者と部分受講者にわかれており、正規受講者は4つの講座(保育ICTシステム講座・保育者の危機管理講座・幼児プログラミング講座・プログラミング基礎講座)から1つを選んで計60時間以上学びます。

  • 保育ICTシステム講座:最新の保育ICTシステムを理解し、システムの導入や効果的な運用方法を学びます。
  • 保育者の危機管理講座:現代的保育を学び、保育現場や保護者対応などに必要な法律知識と適正な保育の知識を身につけます。
  • 幼児プログラミング講座:保育所でも導入が始まっているプログラミングを、ソニー・グローバルエデュケーションの体験授業で学びます。また、ロボットの保育現場での可能性を検証します。 
  • プログラミング基礎講座:初めてプログラミングを学ぶ人に適しているPython言語を、初歩から資格取得可能レベルまで学びます。

一方、部分受講者は最低受講時間数が決められておらず、興味ある講義を選んで受講できるので、1講義だけでもOK。気軽に受講できます。

受講方法・対面
・オンライン
※科目によって異なります

平日:18:30~21:00
土曜日:午後
日曜日:9:00~16:00
※例外あり
開講日時2023年9月29日(金)~2024年2月25日(日)
申込期間【正規受講者】
2023年8月22日(火)~2023年9月15日(金)
※先着順
【部分受講者】
2023年8月22日(火)~2024年1月31日(水)
※先着順
※申込が多数の場合、断られる可能性あり
受講時間数【正規受講者】
60時間以上
【部分受講者】
規定なし
受講料無料
履修条件【正規受講者】
・保育園、幼稚園に勤務している方(保育者以外に事務、経営者、園長等含む)
・保育士、幼稚園教諭の免許取得者 
・保育士、幼稚園免許取得を希望している社会人
【部分受講者】
・一般の方
・学生
事前の説明会情報なし

https://www.showagakuin.ac.jp/%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88%e4%bf%9d%e8%82%b2%e6%89%80%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%aa%e3%82%a2

C.各分野のエキスパート人材育成に向けたプログラムの開発・実施

大学院レベルの知見を活かした課題解決を通じて、各分野のハイレベル人材を育成し、イノベーション等に繋げることを目的としたプログラムです。

北海道大学「「AIと人間社会」リカレントプログラム」

AIと人間の関わりに焦点を当てているプログラムです。3つのコースに分かれており、それぞれのコースで学べる内容が異なります。

  • コース1a「AI倫理」コース…AIの社会実装に伴う倫理的・法的・社会的課題(ELSI)について(例:AIを用いたシステムが事故を起こした場合の責任の所在)
  • コース1b「AIから広がる知:異分野融合」コース…AI技術の進歩によってもたらされた新しい学問的な知のあり方や思考のあり方について(例:計算論的神経科学)
  • コース2 エキスパートコース「AIと人間社会」…コース1aと1bで身につけた知識を用いて「自分の仕事や活動にどう活かしていくか」を探っていく

コース1aと1bは1本15分程度のオンデマンドによる講義ですが、受講期間中に2回の質疑応答日(リアル配信)が設けられています。両方受講しても、片方のみの受講でもOKです。
コース2はコース1aまたは1bを受講した方が対象。対面講義でグループワークを行うので、主体的に学ぶことができます。

受講方法【コース1a「AI倫理」コース】
オンライン(オンデマンド)形式
※リアルタイム配信での質疑応答(期間中2回・土曜日)あり

【コース1b「AIから広がる知:異分野融合」コース】
オンライン(オンデマンド)形式
※リアルタイム配信での質疑応答(期間中2回・土曜日)あり

【コース2 エキスパートコース「AIと人間社会」】
対面形式(アクティブラーニング)
開講日時【コース1a「AI倫理」コース】
2024年1月5日(金)~2024年3月22日(金)

【コース1b「AIから広がる知:異分野融合」コース】
2024年1月5日(金)~2024年3月22日(金)

【コース2 エキスパートコース「AIと人間社会」】
2024年3月8日(金)~3月10日(日)
申込期間2023年11月1日(水)〜2023年11月30日(木)
受講時間数【コース1a「AI倫理」コース】
15時間(講義10コマ)

【コース1b「AIから広がる知:異分野融合」コース】
15時間(講義10コマ)

【コース2 エキスパートコース「AIと人間社会」】
14時間実施予定(導入講義・グループワーク・プレゼンテーション)
対面講義会場北海道大学札幌キャンパス
JR函館本線、JR千歳線「札幌駅」北口から徒歩約7分 他
受講料【コース1a「AI倫理」コース】
44,000円(税込)

【コース1b「AIから広がる知:異分野融合」コース】
44,000円(税込)

【コース2 エキスパートコース「AIと人間社会」】
165,000円(税込)
履修条件社会人
※コース2はコース1aまたは1bを受講する必要あり
事前の説明会情報なし

https://www.chain.hokudai.ac.jp/r-program/

取材記事はこちら↓

https://college.coeteco.jp/blog/archives/16979/

滋賀大学「DX人材育成のためのPythonを用いた予測分析ハンズオン教育プログラム~視覚化から教師あり機械学習まで~」

企業内DX化を促進できる人材の育成を目的としたプログラムです。企業におけるDX推進の中で、特に人材不足と言えるのが「分析結果をビジネスに反映させる人材」と考えられています。このような背景から、どの業種でも必要になる機械学習やデータサイエンスの基礎的な知識を学べる内容となっています。また、未経験者でも「Python言語」を用いたデータ解析手法を、実習と座学を通して身につけることが可能です。

プログラムは「ハンズオン学習」「大学院講義聴講」「自社データの活用等に関するオンライン相談」の3部構成です。特にハンズオン学習(オンライン形式)は、隔週で月2回の講義(16:00~17:30、17:40~19:10)となっており、業務に負担をかけない形式で実施されます。

受講方法【ハンズオン学習】
オンライン形式
(講義は録画されるので、欠席でも後日視聴可能)

【大学院講義聴講】
オンデマンド形式(+小冊子)
(講義は録画されるので、欠席でも後日視聴可能)
以下の4科目から1科目を選択
・データサイエンス概論
・モデリング基礎理論
・教師あり学習
・教師なし学習

【自社データの活用等に関するオンライン相談(コンサルティング)】
オンライン形式
開講日時【ハンズオン学習】
2023年12月4日(月)~2024年2月26日(月)
・月2回(隔週)、全6回
・1回あたり180分(16:00~17:30、17:40~19:10)

【自社データの活用等に関するオンライン相談(コンサルティング)】
ハンズオン学習終了後の2月以降を予定
申込期間2023年10月16日(月)~2023年11月30日(木)
※先着順
受講時間数【ハンズオン学習】
18時間

【大学院講義聴講】
約20時間

【自社データの活用等に関するオンライン相談(コンサルティング)】
1社1回限り2時間
受講料1名:330,000円
2名:528,000円
3名:594,000円
4名:660,000円
※すべて税込
※複数名での受講を推奨
履修条件データに基づく「予測」による生産性向上を目指している流通・物流、金融・保険、製造・ユーティリティ、健康・医療まですべての分野・業界を対象に、データサイエンスを用いた解析のリーダーや指導を担い企業DXを推進する中核人材候補者
事前の説明会情報なし

お申し込みはこちらから↓

https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=ng6GRk-4QUGHd9AB1-mgZp5lN4JMYHlLktTRvAbcSdBUNUMwRjNNV1RMU1lMVUNWQVY0REQ0WE5aSi4u&origin=QRCode

取材記事はこちら↓

https://college.coeteco.jp/blog/archives/17121/

早稲田大学「コトづくり人材育成のためのリカレントプログラム」

AIからデータサイエンスまでの専門知識だけでなく、DXを推進していくために必要な共創力や俯瞰力を身につけるプログラムです。特に、企業内で周囲の人とともに創り出していく「共創力」と、DXに関する情報を多く集め理解し、自分の進むべき道を見極める「俯瞰力」に重きを置いた内容となっています。

「全プログラムを受講・DX就職支援コース」と「1講義から選んで受講コース」の2種類があります。どちらも無料で受講可能です。なお「全プログラムを受講・DX就職支援コース」では、全講義受講後に実際の企業に入り込んで課題解決をしていく演習があり、身につけた知識やスキルを活かす機会が設けられています。

受講方法【全プログラムを受講・DX就職支援コース】
・対面
・オンライン
・オンデマンド

【1講義から選んで受講コース】
・オンライン
・オンデマンド
開講日時2023年11月1日(水)~2024年1月20日(土)
平日:18:15~20:30
土曜日:10:00~18:00
申込期間【全プログラムを受講・DX就職支援コース】
~2023年10月30日(月)15:00締切

【1講義から選んで受講コース】
~2023年11月30日(木)15:00締切
受講時間数【全プログラムを受講・DX就職支援コース】
受講68時間+ITリテラシー対策オンデマンド講座(計122時間相当)

【1講義から選んで受講コース】
1時間~
対面講義会場早稲田大学 北九州キャンパス 他
JR鹿児島本線「折尾駅」からタクシーで約10分、バスで約15分
受講料無料
履修条件【全プログラムを受講・DX就職支援コース】
・主に離職者や非正規雇用の方でDX分野の就職・転職を希望される方
・全科目受講可能な方
※オンデマンドによる後日受講も可

【1講義から選んで受講コース】
・企業で活躍するDX人材となるために必要な知識、技能を学びたい方
・DX分野での就職・転職したい方
事前の説明会情報なし

https://www.waseda.jp/fsci/ipsrc/asiandx/

取材記事はこちら↓

https://college.coeteco.jp/blog/archives/13146/#toc10

東北大学「数理・データ科学・AIの導入により地域企業を変革するDXインフルエンサの養成」

数理・データ科学・AI(AIMD)の基本と課題解決に応用できる知識を身につけ、実際のプロジェクト遂行を通じた学びに取り組むことによって、オールラウンドなDXインフルエンサの育成を目的としたプログラムです。

Stage1〜3の3部構成になっており、それぞれのステージで学ぶ内容が異なります。また、Stage1とStage2+Stage3で2種類のオープンバッジが付与されます。

  • Stage1(DXスターター):DX活用の要点を理解し、ITの基礎とAIMDのリテラシ、応用に必要な知識を身につけます。
  • Stage2(DXプラクティショナ):Stage 1の知識を活用し、オンデマンドでの学習、AIMDアルゴリズムを実装してKaggle課題に取り組みます。
  • Stage3(DXインフルエンサ):Stage 2で学んだスキルを活かし、AIモジュールを用いて一連のシステム構築とオペレーションのスキルを身につけます。

なお、Stage 2・3はセットで受講するのがおすすめです。また、Stage 2と3ではグループワークがあり、「競い合い」と「教え合い」を通じてIT+AIMD+コンサルテーション力が培われます。

受講方法Stage 1:オンマンド
Stage 2:オンデマンドとオンライン
Stage 3:対面
開講日時【Stage 1】
2023年11月~2024年3月末(予定)
【Stage 2】
オンデマンド:2023年11月~2024年3月末(予定)
演習:2023年11月から2023年12月(予定)
【Stage 3】
2024年1月~2024年3月(予定)
申込期間2023年10月4日(水)~11月8日(水)
受講時間数90時間程度(各ステージ30時間程度)
受講料無料
履修条件【Stage 1】
下記のどちらかの方
・DXユーザ初心者:DX導入の意義についてある程度理解しているが、その技術的な側面について知識がなく、初歩的なことを1から学びたい方
・DX開発初心者:DXに関わる専門知識やプログラミングを1から学びたい方
【Stage 2】
DX開発において必要となるスキル(クラウド活用・データ解析・機械学習・セキュリティ等)のスキルを向上させたい方
【Stage 3】
DXインフルエンサーとして、周りの協力を得ながら現場へのAIMD導入を推進できるようになりたい方
事前の説明会情報なし

東北大学の公式サイトでは、プログラムの目的や特徴、各ステージについての詳しい説明がされています。

https://dxi.is.tohoku.ac.jp/index.php

取材記事はこちら↓

https://college.coeteco.jp/blog/archives/16759/

大阪工業大学「スマート・マニファクチャリングに向けたDXイノベーションリーダ人材育成プログラム」

モノづくりにおける全工程のデジタル化を進め、効率化していく「スマート・マニファクチャリング」のために、新しい価値を付加する人材の育成を目的としたプログラムです。スマートファクトリを用意し、企業が抱える課題を発見するだけではなく、仮説を立て検証する「課題解決のサイクル(PDCAサイクル)」を回し、イノベーションスキルを身につけていきます。

ものづくりのためのデータサイエンス実践・IoTデザイン・事業改革のためのビジネスモデルデザイン実践など10種類の講座があり、どの講座も最低2日間かけて開講されます。座学だけでなく、討論やプレゼン、演習を通して理解を深めていきます。1講座ごと申し込みが可能なので、興味のある講座のみの受講も可能。主に土曜日の開講となっているので、仕事との両立もしやすくなっています。

受講方法対面講義:主に土曜日に開講
開講日時2023年9月30日(土)~2024年3月2日(土)
申込期間【全講座受講】
~2023年9月28日(木)
【部分受講】
各講座初日の2日前まで、または2023年12月31日のどちらか早い方
※各講座30名、先着順
受講時間数各講座によって異なる
対面講義会場大阪工業大学 梅田キャンパス
JR「大阪駅」から徒歩5分
阪急「大阪梅田駅」から徒歩3分 他
受講料無料(2023年度のみ)
履修条件ノートPCを持参できる方
事前の説明会情報なし

https://www.oit.ac.jp/japanese/oit/recurrent/

帯広畜産大学「農畜産プロフェッショナル経営人材育成プログラム」

「農畜産業経営を成長産業とする高度な実務的知識と実践力」と「DXによる農畜産業経営の変革に主導的役割を果たしうる総合知」を兼ね備えた「農畜産プロフェッショナル経営人材」の育成を目的としたプログラムです。実践力基礎コースと実践力強化コースの2つのコースに分かれており、自身のレベルに合わせて選択可能です。

「実践力基礎コース」は、新規就農者や金融機関、農業団体の若手職員などが対象。「農業経営アドバイザー」の資格取得に対応した科目が設置されており、資格取得に向けて効率良く学べます。また、農業会計や農業経営財務に関する科目もあるので、農業簿記検定 2・3 級レベルの知識と技術の習得が可能となっています。

一方「実践力強化コース」は主に農家や農業法人の経営者、農業経営アドバイザー資格を既に取得している金融機関や農業団体の職員などが対象。実例を基にした講義が中心で、グループワークやディスカッションの機会も豊富にあるので、思考力・課題解決能力を強化できます。

受講方法【リメディアル科目・実務基礎科目】
オンデマンド形式
【その他の科目】
対面形式
※一部科目ではオンライン形式を併用する可能性あり
開講日時2023年9月1日(金)~2024年3月15日(金)平日19:00~21:00
※一部科目ではフィールドワークや実習を半日または終日実施、土日に開講する場合があります
申込期間2023年7月18日(火)~2023年8月4日(金)
※メール必着
受講時間数【実践力基礎コース】
必修科目:29時間
選択必修科目:31時間以上
【実践力強化コース】
必修科目:47時間
選択必修科目:13時間以上
対面講義会場帯広畜産大学
〒080-8555 北海道帯広市稲田町西2線11番地
受講料100,000円
履修条件大学入学試験条件を満たす方
事前の説明会情報なし

https://www.obihiro.ac.jp/facility/ccae/agri-pro

令和5年度 女性の多様なチャレンジに寄り添う学びと社会参画支援事業

文部科学省には「令和4年度 成⾧分野における即戦力人材輩出に向けたリカレント教育推進事業」とは別に、「令和5年度 女性の多様なチャレンジに寄り添う学びと社会参画支援事業」という事業があります。

「女性の多様なチャレンジに寄り添う学びと社会参画支援事業」では、多様な年代の女性の社会参画を推進するため、関係機関と連携し、学習プログラムの開発など、女性の様々なチャレンジを総合的に支援するモデルの開発や、普及啓発を行っています。

「女性の多様なチャレンジに寄り添う学びと社会参画支援」についてはこちら 

https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/kyoudou/detail/1376840_00001.htm

ウィミンズカレッジ(KNF*)連携「マネジメント力入門コース」

*KNFとは京都女子大学・日本女子大学・福岡女子大学の3大学のことです。

女性のリーダーを目指して、自信を持って新たな一歩を踏み出すためのマネジメント力を身につけるコースです。京都女子大学・日本女子大学・福岡女子大学の3女子大学が協働でプログラムを提供します。

土曜日に実施のリモート授業とオンデマンド授業を組み合わせて構成されているので、働く女性でも効率よく学ぶことが可能!

受講方法・リモート授業(土曜日
・オンデマンド授業
・職場見学(1日のみ。東京・大阪・福岡から選択)
開講日時2023年10月21日(土)~2024年2月3日(土)
※講座開講前のオリエンテーションはオンデマンドで実施
申込期間2023年7月10日(月)~8月28日(月)
受講時間数68時間
受講料無料
履修条件1.高等学校卒以上(短期大学・大学・大学院)または大学受験資格を有する者で、就業経験のある女性 。
2.基本的なパソコン運用能力(マウス・キーボード 操作がスムーズである)を有すること。
※学校教育法に定める学校に在学する者は履修不可
事前の説明会情報相談会期間:2023年7月10日~8月4日(対面とリモート)
個別相談会:2023年7月29日(滋賀大学大津サテライト)
※どちらも事前申込が必要

https://rccp.kyoto-wu.ac.jp/rccp/recurrent/index_M.html

取材記事はこちら↓

https://college.coeteco.jp/blog/archives/15836/

厚生労働省の教育訓練給付金制度の指定講座

教育訓練給付制度とは、働く人々の能力開発やキャリアアップの支援と雇用の安定を目的とした、受講費用の一部を給付する制度です。厚生労働大臣が指定する「教育訓練講座」を自己負担で受講し、修了すると、2023年度は労働者や離職者がその教育訓練施設に支払った経費の一部を「教育訓練給付金」として受給できます。給付を受けるには一定条件を満たさなければなりません。

詳しくはこちら↓

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html

WASEDA NEO

早稲田大学が展開する社会人教育の拠点の1つで、主にビジネスパーソン向けの学びと交流の場として、2017年7月に開設されました(”NEO”はNihonbashi Educational Outreachの略称)。
現代は「人生100年時代」と言われており、社会人は働きながら自分自身の知識や技術の向上を求められています。そのような中、WASEDA NEOでは、忙しい現代人に向けて1日単位で受講できるものから、数か月にもおよぶ本格的なものまで、様々なプログラムを用意。プログラムを通して、受講者のリスキリングを行うと同時に、受講者同士の新たな出会いを生み出します。

取材記事はこちら↓

https://college.coeteco.jp/blog/archives/15868/

早稲田リーダーシップカレッジ(専門実践教育訓練)

権限によらないリーダーシップの獲得と、他者のリーダーシップ開発を行う「リーダーシップ開発者」の育成を目的としたプログラムです。リーダーシップの概念や自己理解、質問力、フィードバック力、自分の意図を相手に正しく伝え巻き込む力、他者のリーダーシップ開発を受講者同士が議論、実践しながら学習し、理解を深めていきます。修了した場合、最大70%に相当する額が給付されます。

https://wasedaneo.jp/service/certificate-programs/leadership/

早稲田マーケティングカレッジ -次世代のマーケティングを学ぶ総合講座-(特定一般教育訓練)

従来のマーケティング手法だけでなく、デジタルを活用した手法にも精通している「次世代のマーケターとしての総合力」の養成を目的としたプログラムです。講義はもちろん、ワークショップ、ケーススタディによる科目が多いので、他の参加者と意見を交わしながら能動的な学習が可能。修了した場合、2023年度は最大40%に相当する額が給付されます。

https://wasedaneo.jp/service/certificate-programs/marketing/

データサイエンス実践講座(特定一般教育訓練)

データから合理的で明確な意思決定を導く科学的方法・学問体系であると位置づけた「データサイエンス」の理論と、ビジネスに活用するためのスキルの両方を持つ、データサイエンティストを目指すプログラムです。「実践編」では、具体的な問題と実際のデータを使って分析を体験しながらデータサイエンスの活用方法について学びます。「理論編」では、データサイエンスにおける普遍的な考え方を学びます。修了した場合、2023年度は最大40%に相当する額が給付されます。

https://wasedaneo.jp/service/certificate-programs/datascience/

まとめ

私たちを取り巻く環境は日々変化しています。人生100年時代といわれている中、時代の変化に合わせて自身の知識や技術も変化していかなければ、壁に突き当たる可能性が高いです。
政府のバックアップがある今のうちに、無料・安価で学べる講座やプログラム、サービスを活用し、スキルアップをはかりましょう。そして、社会に求められる人材であり続けましょう。

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