戦前から戦後にかけての放送人たちの姿を、膨大な証言や記録から描いて毎日出版文化賞を受賞した『ラジオと戦争』。
本講座は著者の大森淳郎さんを迎えて、第一部では、戦争に向かっていくなかラジオの体制や表現がどう変わっていったか、貴重な資料をもとにお話をうかがいました。
第二部では聞き手として歌人、松村正直さんが加わり、「ラジオ」を描いた短歌やその日常を紹介、一方でラジオから流された短歌や斎藤茂吉ら当時の歌人たちの姿にも触れ、今につながる課題を考えます。
本講座は、アーカイブ(見逃し配信)講座です。
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【アーカイブ講座】 『ラジオと戦争』 今、戦時下メディアの責任に向き合う
大森淳郎さんの徹底的な調査によって戦争当時のラジオの実態がよくわかり、ご著書では聞けない実際のラジオ放送の音を聞かせていただいたのも、こういう講座ならではの良さで大変勉強になりました。また松村さんが挙げた短歌や歌人の文章は、ラジオの側面からだけでは捉えきれない戦時中の民衆の状況をあぶりだしており、それが対話講座によってラジオ放送の歴史をクロスオーバーすることで、とても深まりを感じました。ここで指摘された論点は、まさに「メディアと政治・権力」の問題であると思いました。
2024/6/28
カリキュラム
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【アーカイブ講座】『ラジオと戦争』今、戦時下メディアの責任に向き合う
77分
利用期限:申し込みから30日間
2024年5月25日に行われた、アーカイブ(見逃し配信)講座です。
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※アーカイブ講座です。
本講座は2024年5月25日に行われた講座のアーカイブ配信講座です。
視聴期限はお申し込みから30日間です。
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講師紹介
大森淳郎
1957年埼玉県生まれ。1982年、東京外国語大学ヒンディー語学科卒業。同年NHK入局。富山、東京、広島、福岡、仙台の各放送局に勤務。ディレクタ-として主にETV特集を手掛ける。作品にETV特集「モリチョウさんを探して―ある原爆小頭児の空白の生涯―」(1993年)、同「祖父の戦場を知る」(2006年)、同「シリーズBC級戦犯 第二回“罪”に向き合う時」(2008年)、同「ひとりと一匹たち―多摩川 河川敷の物語―」(2009年)、同「シリーズ戦争とラジオ 第一回 放送は国民に何を伝えたのか」(2009年)、同「敗戦とラジオ 放送はどう変わったのか」(2010年)など。
2016年からNHK放送文化研究所に研究員として勤務。2022年退職。
著書に『BC級戦犯 獄窓からの声』(日本放送出版協会、2009年)、『ホットスポット ネットワークでつくる放射能汚染地図』(講談社、2012年)。ともに共著。
松村正直
1970年東京都生まれ。東京大学文学部独文科卒業。
歌人。NHK学園短歌講座講師。国際啄木学会会員。同人誌「パンの耳」発行人。歌誌「塔」元編集長。
1996年に石川啄木の影響で短歌をはじめ、翌年「塔」入会。
1999年「フリーター的」で第45回角川短歌賞次席。2000年毎日歌壇賞受賞。2002年第1歌集『駅へ』で第10回ながらみ書房出版賞受賞。2011年評論集『短歌は記憶する』で第9回日本歌人クラブ評論賞受賞。2014年第3歌集『午前3時を過ぎて』で第1回佐藤佐太郎短歌賞受賞。2017年歌集『風のおとうと』著。2018年『戦争の歌』著。2020年度「NHK短歌」選者。2020年末をもって「塔」を退会。
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【アーカイブ講座】 『ラジオと戦争』 今、戦時下メディアの責任に向き合う
大森淳郎さんの徹底的な調査によって戦争当時のラジオの実態がよくわかり、ご著書では聞けない実際のラジオ放送の音を聞かせていただいたのも、こういう講座ならではの良さで大変勉強になりました。また松村さんが挙げた短歌や歌人の文章は、ラジオの側面からだけでは捉えきれない戦時中の民衆の状況をあぶりだしており、それが対話講座によってラジオ放送の歴史をクロスオーバーすることで、とても深まりを感じました。ここで指摘された論点は、まさに「メディアと政治・権力」の問題であると思いました。
2024/6/28
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【アーカイブ講座】 『ラジオと戦争』 今、戦時下メディアの責任に向き合う
大森淳郎さんの徹底的な調査によって戦争当時のラジオの実態がよくわかり、ご著書では聞けない実際のラジオ放送の音を聞かせていただいたのも、こういう講座ならではの良さで大変勉強になりました。また松村さんが挙げた短歌や歌人の文章は、ラジオの側面からだけでは捉えきれない戦時中の民衆の状況をあぶりだしており、それが対話講座によってラジオ放送の歴史をクロスオーバーすることで、とても深まりを感じました。ここで指摘された論点は、まさに「メディアと政治・権力」の問題であると思いました。
2024/6/28
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