第25回NHK全国俳句大会は令和6年3月31日(日)発行の入選作品集誌上にて結果を発表。同日NHKホールにてイベントを開催しました。
このたび選者の星野高士さん、村上鞆彦さん、山田佳乃さんを迎えて、今大会の「自由題」作品を語り合うオンライン選評座談会を開催します。
投稿されていない方も視聴できます。
あなたの俳句づくりを刺激するひとときをお見逃しなく。
ライブ講座
第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題)
- 60分 x 全1回
- Zoom
無料
申込状況
◯募集を終了
-
デバイス
PC, スマートフォンどちらでも可
-
顔出し
不要
-
最低開講人数
1名
-
定員
200名
-
形式
ウェビナー(講演)形式
募集を終了
申込状況
◯レビュー(16件)
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第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題) (限定公開)
合評者が3人ということで、多角的に選評されていてとても勉強になりました。こうして秀句、佳作まで読み直すと、選の重なっている句が多いと分かりました。今回取り上げられた18句の中で、最も多い4人の選をいただいた句は「古書店に時間の匂い秋灯」です。この句は、村上先生がおっしゃっていたように「時間の匂い」にやられたということでしょうか。 次、3人の選をいただいているのは「翡翠の来る川沿いのアパートです」。この句は、「です」という口語表現にやられたということでしょうか。そしてもう一句「裏山に小川に盆の月あかり」。この句は地味だがしみじみした味わいがあるとの評でした。自分なら「盆の月あかり」の表現は「盆の月」とする、「あかり」は想像してよという、星野先生のご指摘にはなるほどと思いました。 次、2人の選をいただいている句は6句ありました。3万句の中からです。感性の違う10人の選者の選でも、これだけ共鳴し合う部分があるのですね。 自分の句についても触れていただいたので、作句の背景をお伝えしたいと思います。「大海に溶けゆく雨を泳ぐかな」。盛夏の生温い海に生温い雨が降ってくると、自分がまるで羊水の中にいるような、不思議な感覚になりました。もっと言うと、生命が誕生した太古の海を感じたのです。そこでは、自分の細胞が溶け出して海や雨と一体になるような、歓喜が込み上げました。それは山に対したときとは違う、川や湖とも違う、海ならではの懐かしい感覚でした。 村上先生はこの句から孤独を読み取ってくださいました。そして、俳句には作句現場から一人歩きする、鑑賞の自由があるとおっしゃっていました。自然と一体となる歓喜、一体となれない孤独。その真逆の解釈をよしとする、俳句の懐の深さには圧倒されるばかりです。 合評を伺ったうえで一番好きな句は、「溜息をかたちにからすうりのはな」です。からすうりのはなを見た人が、あの句の花、溜息の花だと直感するような説得力があるという、山田先生の評も興味深かったです。 最後に選者の方が、自選の句、他選の句をもう一度見るチャンスになったとおっしゃっていたとおり、こうした選評会はたいへん有意義だと再認識しました。
2024/6/17
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第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題) (限定公開)
第25回全国俳句大会、選者三名の先生方による自由題についての選評座談会を拝聴致しました。 星野先生、村上先生、山田先生の自選から各3句、他選から各3句、計18句についての選評がありました。 事前に資料の案内があり拝見致しましたが、それぞれの先生方の鑑賞をお聞きして、一句に対する感想はさまざまで、気付かない表記の良さや語順の説明など、とても分かりやすく勉強になりました。 村上先生の司会進行の語り口調が穏やかで、仕事終わりの夜の一時間、駆け足の選評会でしたが、ゆったりと貴重な時間を共有させていただきました。 影、風、新聞の句は採らないとまだまだ話足りないと仰る星野先生、洋装もしっとりと美しい山田先生、有難うございました。 今まで全国大会などは遠いところと感じていましたが、次回は投句してみたくなりました。
2024/6/13
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第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題) (限定公開)
俳句は難しいという印象がありNHK全国俳句大会に挑戦したことはありません。しかしこの度の選者の先生方のお話を伺っていてすごく楽しく、句の鑑賞もこのようにするのだと非常に勉強になりました。
2024/6/13
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第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題) (限定公開)
三者三様の捉え方が、また新しい解釈をご披露頂き、俳人の方の物事の見方、感じ方は凄いなぁと思いました。村上鞆彦さんの司会進行役も的確で、おっとり落ち着いていながらしっかり時間管理もされていて、お人柄も素敵だと思いました。
2024/6/13
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第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題) (限定公開)
星野さんの選評が具体的で、特に良かった。
2024/6/13
受講後の効果
「第25回全国俳句大会」選者の皆さんよる座談会。
あなたの俳句づくりを刺激することでしょう。
カリキュラム
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第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題)
開催済み 録画動画あり
開始日時 2024年6月12日(水) 19:00~
本講座は19:00-20:00までの60分講座です。
選者(敬称略 50音順)
星野高士
昭和27年
「玉藻」主宰
村上鞆彦
昭和54年
「南風」主宰
2023年度「NHK俳句」選者
山田佳乃
昭和40年
「ホトトギス」同人
「円虹」主宰
2023年度「NHK俳句」選者
【NHK俳句】 週2回放送 Eテレ
日曜 午前6:35~7:00/水曜 午後2:20~2:45(再放送)
緊急報道、特別番組などにより、放送を変更・休止することがございます。
通信・視聴に関する注意事項・免責事項
■安定したインターネット環境下でご視聴ください。
■視聴に関わるインターネット通信費用はお客様のご負担となります。
データ通信料が多くなることが想定されるため、使用制限のない Wi-Fi プランのご利用などを推奨いたします。
■ご視聴者のデバイス環境等により、映像が途切れる、停止する等により視聴できないことが想定されますが、これら及びこれらに基づいて生じたいかなるトラブル・損害について、一切責任を負いません。
その他注意事項・免責事項
■本動画配信にかかる映像、画像、資料又は音声をコピー、公衆送信、伝達、譲渡、頒布、貸与等、改変、翻案等すること(静止画によるキャプチャを含みます。)は、お断りさせていただきます。(本動画を配信する動画配信において特に認められている場合を除く)。
■動画配信される映像・画像・資料・音声などにかかる著作権及び著作者人格権は、講演者(NHK学園)等関係者に帰属します。
こんな人におすすめです
「第25回全国俳句大会」投稿者はもちろん、投稿しそびれた方、俳句に関心のある方ならどなたでも。
レビュー(16件)
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第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題) (限定公開)
合評者が3人ということで、多角的に選評されていてとても勉強になりました。こうして秀句、佳作まで読み直すと、選の重なっている句が多いと分かりました。今回取り上げられた18句の中で、最も多い4人の選をいただいた句は「古書店に時間の匂い秋灯」です。この句は、村上先生がおっしゃっていたように「時間の匂い」にやられたということでしょうか。 次、3人の選をいただいているのは「翡翠の来る川沿いのアパートです」。この句は、「です」という口語表現にやられたということでしょうか。そしてもう一句「裏山に小川に盆の月あかり」。この句は地味だがしみじみした味わいがあるとの評でした。自分なら「盆の月あかり」の表現は「盆の月」とする、「あかり」は想像してよという、星野先生のご指摘にはなるほどと思いました。 次、2人の選をいただいている句は6句ありました。3万句の中からです。感性の違う10人の選者の選でも、これだけ共鳴し合う部分があるのですね。 自分の句についても触れていただいたので、作句の背景をお伝えしたいと思います。「大海に溶けゆく雨を泳ぐかな」。盛夏の生温い海に生温い雨が降ってくると、自分がまるで羊水の中にいるような、不思議な感覚になりました。もっと言うと、生命が誕生した太古の海を感じたのです。そこでは、自分の細胞が溶け出して海や雨と一体になるような、歓喜が込み上げました。それは山に対したときとは違う、川や湖とも違う、海ならではの懐かしい感覚でした。 村上先生はこの句から孤独を読み取ってくださいました。そして、俳句には作句現場から一人歩きする、鑑賞の自由があるとおっしゃっていました。自然と一体となる歓喜、一体となれない孤独。その真逆の解釈をよしとする、俳句の懐の深さには圧倒されるばかりです。 合評を伺ったうえで一番好きな句は、「溜息をかたちにからすうりのはな」です。からすうりのはなを見た人が、あの句の花、溜息の花だと直感するような説得力があるという、山田先生の評も興味深かったです。 最後に選者の方が、自選の句、他選の句をもう一度見るチャンスになったとおっしゃっていたとおり、こうした選評会はたいへん有意義だと再認識しました。
2024/6/17
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第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題) (限定公開)
第25回全国俳句大会、選者三名の先生方による自由題についての選評座談会を拝聴致しました。 星野先生、村上先生、山田先生の自選から各3句、他選から各3句、計18句についての選評がありました。 事前に資料の案内があり拝見致しましたが、それぞれの先生方の鑑賞をお聞きして、一句に対する感想はさまざまで、気付かない表記の良さや語順の説明など、とても分かりやすく勉強になりました。 村上先生の司会進行の語り口調が穏やかで、仕事終わりの夜の一時間、駆け足の選評会でしたが、ゆったりと貴重な時間を共有させていただきました。 影、風、新聞の句は採らないとまだまだ話足りないと仰る星野先生、洋装もしっとりと美しい山田先生、有難うございました。 今まで全国大会などは遠いところと感じていましたが、次回は投句してみたくなりました。
2024/6/13
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第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題) (限定公開)
俳句は難しいという印象がありNHK全国俳句大会に挑戦したことはありません。しかしこの度の選者の先生方のお話を伺っていてすごく楽しく、句の鑑賞もこのようにするのだと非常に勉強になりました。
2024/6/13
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第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題) (限定公開)
三者三様の捉え方が、また新しい解釈をご披露頂き、俳人の方の物事の見方、感じ方は凄いなぁと思いました。村上鞆彦さんの司会進行役も的確で、おっとり落ち着いていながらしっかり時間管理もされていて、お人柄も素敵だと思いました。
2024/6/13
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第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題) (限定公開)
星野さんの選評が具体的で、特に良かった。
2024/6/13
講座スタイル
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ウェビナー(講演)形式
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講座開催後、1週間限定のアーカイブをご覧いただけます。
(アーカイブ公開まで、数日お時間をいただく場合がございます。公開のタイミングはグループメールにてお知らせします)
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■パソコン
【windows】
OS:Windows 11、Windows 10
ブラウザ:Microsoft Edge 最新版 Firefox 最新版、Chrome 最新版
【macOS】
OS:macOS 10.15 Catalina以降
ブラウザ:Safari 最新版、Firefox 最新版、Chrome 最新版
【iPhone・iPad】
OS:iOS最新版
ブラウザ:Safari 最新版
【Android】
OS:Android最新版
ブラウザ:Chrome 最新版
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欠席について
都合がつかない等で講座に参加できなくなった場合、講座内にある「欠席連絡」のボタンを押す必要があります。欠席の場合は返金はされません。
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最低開講人数
1名
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定員
200名
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形式
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募集を終了
申込状況
◯レビュー(16件)
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第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題) (限定公開)
合評者が3人ということで、多角的に選評されていてとても勉強になりました。こうして秀句、佳作まで読み直すと、選の重なっている句が多いと分かりました。今回取り上げられた18句の中で、最も多い4人の選をいただいた句は「古書店に時間の匂い秋灯」です。この句は、村上先生がおっしゃっていたように「時間の匂い」にやられたということでしょうか。 次、3人の選をいただいているのは「翡翠の来る川沿いのアパートです」。この句は、「です」という口語表現にやられたということでしょうか。そしてもう一句「裏山に小川に盆の月あかり」。この句は地味だがしみじみした味わいがあるとの評でした。自分なら「盆の月あかり」の表現は「盆の月」とする、「あかり」は想像してよという、星野先生のご指摘にはなるほどと思いました。 次、2人の選をいただいている句は6句ありました。3万句の中からです。感性の違う10人の選者の選でも、これだけ共鳴し合う部分があるのですね。 自分の句についても触れていただいたので、作句の背景をお伝えしたいと思います。「大海に溶けゆく雨を泳ぐかな」。盛夏の生温い海に生温い雨が降ってくると、自分がまるで羊水の中にいるような、不思議な感覚になりました。もっと言うと、生命が誕生した太古の海を感じたのです。そこでは、自分の細胞が溶け出して海や雨と一体になるような、歓喜が込み上げました。それは山に対したときとは違う、川や湖とも違う、海ならではの懐かしい感覚でした。 村上先生はこの句から孤独を読み取ってくださいました。そして、俳句には作句現場から一人歩きする、鑑賞の自由があるとおっしゃっていました。自然と一体となる歓喜、一体となれない孤独。その真逆の解釈をよしとする、俳句の懐の深さには圧倒されるばかりです。 合評を伺ったうえで一番好きな句は、「溜息をかたちにからすうりのはな」です。からすうりのはなを見た人が、あの句の花、溜息の花だと直感するような説得力があるという、山田先生の評も興味深かったです。 最後に選者の方が、自選の句、他選の句をもう一度見るチャンスになったとおっしゃっていたとおり、こうした選評会はたいへん有意義だと再認識しました。
2024/6/17
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第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題) (限定公開)
第25回全国俳句大会、選者三名の先生方による自由題についての選評座談会を拝聴致しました。 星野先生、村上先生、山田先生の自選から各3句、他選から各3句、計18句についての選評がありました。 事前に資料の案内があり拝見致しましたが、それぞれの先生方の鑑賞をお聞きして、一句に対する感想はさまざまで、気付かない表記の良さや語順の説明など、とても分かりやすく勉強になりました。 村上先生の司会進行の語り口調が穏やかで、仕事終わりの夜の一時間、駆け足の選評会でしたが、ゆったりと貴重な時間を共有させていただきました。 影、風、新聞の句は採らないとまだまだ話足りないと仰る星野先生、洋装もしっとりと美しい山田先生、有難うございました。 今まで全国大会などは遠いところと感じていましたが、次回は投句してみたくなりました。
2024/6/13
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第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題) (限定公開)
俳句は難しいという印象がありNHK全国俳句大会に挑戦したことはありません。しかしこの度の選者の先生方のお話を伺っていてすごく楽しく、句の鑑賞もこのようにするのだと非常に勉強になりました。
2024/6/13
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第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題) (限定公開)
三者三様の捉え方が、また新しい解釈をご披露頂き、俳人の方の物事の見方、感じ方は凄いなぁと思いました。村上鞆彦さんの司会進行役も的確で、おっとり落ち着いていながらしっかり時間管理もされていて、お人柄も素敵だと思いました。
2024/6/13
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第25回NHK全国俳句大会 選評座談会(自由題) (限定公開)
星野さんの選評が具体的で、特に良かった。
2024/6/13
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