家族ができる神経性やせ症の食事支援(所要時間:約6時間)

 本講座は「神経性やせ症をかかえる方の回復を応援するために家族ができる食事支援」をテーマに、豊富な臨床経験をもつ管理栄養士と心理士が家庭での食事・献立の工夫や家族の適切な対応の仕方をレクチャーします。回復に必要な栄養面の話だけではなく、病気をかかえるご本人の言動の背景にある心理も分かりやすく解説し、神経性やせ症の方に対する効果的な食事リハビリテーション方法について学んでいただけます。

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動画講座

家族ができる神経性やせ症の食事支援(所要時間:約6時間)

18,000 円(税込)

申し込み期間: 2030年1月1日 00:00まで
  • 視聴可能日数:購入から180日間
  • デバイス

    PC, スマートフォンどちらでも可

申し込み期間: 2030年1月1日 00:00まで
視聴可能日数:購入から180日間

レビュー(1件)

  • ★ ★ ★ ★ ★
    家族ができる神経性やせ症の食事支援(所要時間:約6時間)

    サポートする親としてどうしたら良いかわからない状況に対して、本人の苦しみや状況をわかりやすく、また対応方法としても具体的にお話しいただいたことがとても参考になりました。

    2024/7/14

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受講後の効果

神経性やせ症を抱える人をサポートするうえで、以下のようなことがわかります。
・神経性やせ症とは?(Class1)
・家庭での食事・献立の工夫(Class2)
 -回復に必要な食事と栄養
 -食事環境の工夫
 -献立の工夫
・家族の適切な対応と接し方(Class3)
 -本人の苦痛を和らげるための声かけ(食事の前、最中、後)
 -体重増加を妨げる問題行動にどう対応するか (排出行動、運動)
・ロールプレイ(Class4)
 -場面その1)食事中、食べるのを躊躇している
 -場面その2)食事中の摂食障害行動(揚げ物の衣をとる、など)
 -場面その3)運動の衝動があるとき
 -場面その4)嘔吐のためにトイレに行こうとする
・ご本人と保護者の体験談(Class5)
・Q&A(Class6)

カリキュラム

  • CLASS1:神経性やせ症とは?

    73分

    視聴可能日数: 申し込みから180日

    1. ・神経性やせ症の定義
      ・合併症や栄養上の問題
      ・治療の種類・選択肢
      ・どうして食事が難しいの?
      ・なぜ家庭での食事支援が必要なのか?

  • CLASS2:家庭での食事・献立の工夫

    61分

    視聴可能日数: 申し込みから180日

    1. ・回復に必要な食事と栄養
      ・食事環境の工夫
      ・献立の工夫

  • CLASS3:家族の適切な対応と接し方

    55分

    視聴可能日数: 申し込みから180日

    1. ・本人の苦痛を和らげるための声かけ(食事の前、最中、後)
      ・体重増加を妨げる問題行動にどう対応するか (排出行動、運動)

  • CLASS4:ロールプレイ

    59分

    視聴可能日数: 申し込みから180日

    1. 家族を悩ませるさまざまな場面において、二人の講師が「親」と「病気」の声を演じ、渦中のご本人にそれぞれの声がどのように聞こえているのかを受講者に疑似体験してもらいながら、より効果的な声掛けの仕方について解説します。
      場面その1)食事中、食べるのを躊躇している
      場面その2)食事中の摂食障害行動(揚げ物の衣をとる、など)
      場面その3)運動の衝動があるとき
      場面その4)嘔吐のためにトイレに行こうとする

  • CLASS5:体験談(当事者インタビュー)

    58分

    視聴可能日数: 申し込みから180日

    1. ◉当事者の体験談
      ・摂食障害から回復するうえで難しかったこと
      ・家族がとった行動で、回復を促してくれたこと/回復のためにならなかったことと、その理由
      ・家族からの声掛けや話し合いで回復に役立ったこと/役立たなかったことと、その理由、など

  • CLASS5:体験談(保護者インタビュー)

    33分

    視聴可能日数: 申し込みから180日

    1. ◉ご家族の体験談
      ・本人を支援するうえで、どのような工夫(行動、声がけ、話し合い)を行ったか
      ・回復を促すうえで役立ったこと/役に立たなかったこと、失敗したことはなにか
      ・本人を支援するうえで、ご家族自身が疲れたり希望を見出せなくなったとき、どのようなサポートやセルフケアが役立ったか
      ・病気と回復支援をきっかけに、ご家族自身はどのように変化したか
      今、苦しんでいるご家族に伝えたいメッセージ

  • CLASS6:Q&A

    61分

    視聴可能日数: 申し込みから180日

    1. まとめ&受講者の方々から寄せられた質問で特に多かったものに回答します。
      ・現在の困りごとに対してどのようなリソース(治療資源や社会資源、相談窓口等)が頼りになるか
      ・本人が抵抗したり、親を非難する場合にどのようにすればよいか
      ・長期にわたる治療を支える親のモチベーションの維持方法 など

      【修了証と領収書に関するご案内】
      https://forms.gle/PDHrpkkHqdtu9EXv7

摂食障害はこころとからだに重大な影響を及ぼし、その結果「ふつうに食べる」ことが困難になる疾患です。多くの人は「こころの問題が解決すればふつうに食べられるようになって、そうすればからだも健康になる」と考えますが、からだが正常にはたらいていない状態ではこころが回復することは難しく、また「病気の食べ方」が習慣化してしまうことで、こころとからだの回復はどんどん遅れてしまいます。

 摂食障害によって「ふつうの食べ方」ができなくなったら、脚を怪我した人が歩行訓練を行うように、食事も練習(リハビリテーション)を重ねて、健康的でしなやかな食嗜好や食習慣、そして食べる喜びを取り戻さなければなりません。そのためには、日々の食事を支える家族が摂食障害を正しく理解し、家庭でも食事と再栄養を積極的にサポートすることが必要ですが、食べることを巡って葛藤や争いを生じやすい状況において、具体的にどのような食事を用意し、どのような声がけをすればよいのかわからず、悩んでおられるご家族が多いのが現状です。

 本講座は「神経性やせ症をかかえる方の回復を応援するために家族ができる食事支援」をテーマに、豊富な臨床経験をもつ管理栄養士と心理士が家庭での食事・献立の工夫や家族の適切な対応の仕方をレクチャーします。回復に必要な栄養面の話だけではなく、病気をかかえるご本人の言動の背景にある心理も分かりやすく解説し、神経性やせ症の方に対する効果的な食事リハビリテーション方法について学んでいただけます。

【講師プロフィール】
荻原かおり(おぎわら・かおり)
臨床心理士、公認心理師
東京インターナショナルサイコセラピー・二子玉川オフィス
豪クイーンズランド大学卒業(BA (Hons) in Psychology)、お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。在日外国人のメンタルヘルスをサポートするNPOにて心理士として勤務したのち、2018年に仲間と合同で東京都内に心理オフィスを設立。子どもから成人までの摂食障害を中心に、さまざまなメンタルヘルスの問題へのカウンセリングを行っている。訳書に『家族の力で拒食を乗り越える—神経性やせ症の家族療法ガイド』(共監訳,星和書店刊)がある。
HP https://www.tip-nikotama.com

染原風生(そめはら・ふみ)
ダンサー・アスリート専門管理栄養士、摂食障害治療専門管理栄養士
DDD Centre for Recovery 代表
豪シドニー大学卒(BSc(Nutrition)/BAppSc (Exercise & Sports Science)。オーストラリア管理栄養士会(DAA)およびオーストラリア・ニュージーランド摂食障害協会(ANZAED)認定管理栄養士として、DAA摂食障害治療リーダーシップグループの研修部門をマネージし、スキルアップのためのワークショップを栄養士に提供している。ダンサーの摂食障害予防・治療のため、DDD Centre for Recoveryを2017年に設立。HAES Australia公認メンバーとして、HAESに基づくNon Diet Approachを摂食障害治療やダンサーのヘルスケアに活用するほか、日豪で栄養カウンセリングや講習会を行う。
HP https://dddcfr.com.au/

【修了証と領収書に関するご案内】
https://forms.gle/PDHrpkkHqdtu9EXv7

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こんな人におすすめです

◉対象
神経性やせ症患者を支えるご家族と専門職(医療・福祉現場の支援者、管理栄養士・栄養士など食の専門家、学校・教育関係者など)

*ご注意ください*
本講座は、食事支援を効果的に行うための方法を知りたいというご家族のニーズに応える内容・構成となっており、当事者の方のニーズに応えるものではございません。よって、ご本人様の視聴は想定しておりませんので、ご注意ください。

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  • ★ ★ ★ ★ ★
    家族ができる神経性やせ症の食事支援(所要時間:約6時間)

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講座スタイル

  • 動画講座

  • PC, スマートフォンどちらでも可

システム要件

■パソコン
【windows】
OS:Windows 11、Windows 10
ブラウザ:Microsoft Edge 最新版 Firefox 最新版、Chrome 最新版
【macOS】
OS:macOS 10.15 Catalina以降
ブラウザ:Safari 最新版、Firefox 最新版、Chrome 最新版

■スマートフォン
【iPhone・iPad】
OS:iOS最新版
ブラウザ:Safari 最新版
【Android】
OS:Android最新版
ブラウザ:Chrome 最新版

キャンセル・返金について

コエテコカレッジ上で販売されている講座には、質の高い豊かな学びの場を提供するために、受講者による講座のキャンセルや返金についてガイドラインを設けております。
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ライブ講座・課題提出講座は初回開催日から30日以内は返金を申請できます。
サブスクは原則返金ができません。
詳しい条件や手順につきましては ガイドライン をご覧ください。

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  • ★ ★ ★ ★ ★
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【学べるコース】
▼対象:専門職
・家族ができる神経性やせ症の食事支援
・新・家族ができる神経性やせ症の食事支援/90分ダイジェスト版
・心理士としての摂食障害治療のセットアップと心理教育
・摂食障害治療に役立てる食事療法【RAVESモデル】
・回避・制限性食物摂取症[ARFID]のための食事支援
・オンラインで学ぶFamily-Based Treatment:基礎知識と治療のセットアップのコツ
・体重に関する偏見・誤解を見つめ直そう〜HAES(Health At Every Size)®入門編
・過食の治療を効果的に行うために:BEDとBNの発症の背景にあるもの

▼対象:ご家族
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▼対象:ご本人
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