ucoでは、自治のあり方や考え方、また行政と市民との間でどのような自治のスタイルが望ましいのかを受講者のみなさまと考えていきます。脈々と連なっている大阪市の近現代史や行財政の歴史を振り返りながら、現在抱えている課題に対して、市民と行政は何ができるのか、どう取り組めるのかを模索していきます。
昨年より、「大阪の未来を構想する」と題して、大阪市はこれからの都市としてどうあるべきかを、様ざまな視点から学んでいます。その第1弾として、行財政編パート1 大阪市行財政の軌跡とその特質を考える[全5回]を、長く大阪市の行財政にも携わってきた木村収先生を講師にお迎えしてお送りしています。
また、「市民・住民が行政の事業やまちづくりに関与する度合いを拡げていくことで、多くの意見が交わされ、地域の、町の多様性を担保することに繋がる」というヴィジョンをもとに「進化する自治を構想する」講座を展開。公的枠組みの中での自治と協働、あるいは、地域で勝手に行いながらも、地域住民を巻き込み、新しいコミュニティを形成している地域など、新しい協働のかたちや、独自のコミュニティを形成している事例など、実際の取り組みを現地交流や体験学習を通じて研究し、理解を深めていこうとするものです。
そして、2019年に区の誕生から150年を迎えた大阪市。区の成り立ちや発展から見た大阪の近現代の移り変わり、そして、現在の24区からの今後を見つめる「古地図でたどる大阪の歴史」~「区」150年の歩みでは、古地図研究者の本渡章さんを講師に迎えて、大阪市を形作ってきた歴史を、その土地の成り立ちと経済、文化など様々な要素を持った「区」から見つめ直します。

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「進化する自治」をテーマに行政と市民との新しい関係を模索します。

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