【問題】

司法試験予備試験 平成25年 刑法

【配付資料】

⑴ 問題文
⑵ 解説資料
・ 起案の道筋の確認と基礎知識のおさらい
・ 参考論証例
・ 参考答案構成例
・ 参考文献一覧
⑶ 参考起案例
※ まとめて1つのPDFで配付しております。

【セットリスト】

⑴ 問題文読解
⑵ 起案の道筋の確認と基礎知識のおさらい
⑶ 参考起案例を用いた起案のポイント

【起案の道筋の確認と基礎知識のおさらい（細目次）】

１　甲がVに現金50万円を振り込ませた行為
⑴　甲の罪責―詐欺罪（246条1項）の成否
ア　客観的構成要件該当性
イ　主観的構成要件該当性
ウ　結論
⑵　乙の罪責―詐欺罪の共同正犯（60条、246条1項）の成否
ア　修正された構成要件（共犯性）
イ　結論
２　Ｄ銀行Ｅ支店ATMコーナーにおいて、丙が現金自動預払機から現金50万円を引き出そうとした行為
⑴　丙の罪責―窃盗未遂罪の共同正犯（60条、243条、235条）の成否
ア　客観的構成要件該当性
イ　主観的構成要件該当性
⑵　甲の罪責―窃盗未遂罪の共同正犯（60条、243条、235条）の成否
ア　修正された構成要件（共犯性）
イ　結論
３　罪数

【主要な争点（論点）の解説】

⑴ 不能犯
Ｑ．丙がATMから現金50万円を引き出そうとした行為に不能犯が成立するか。
⑵ 実行の着手
Ｑ．丙がATMから現金50万円を引き出そうとした行為に窃盗の実行の着手（43条本文）が認められるかにつき、どのような基準で判断するか。
⑶ 共同正犯
Ｑ．共謀共同正犯は、60条の共同正犯として認められるか（共謀共同正犯の肯否）。
Ｑ．共同正犯が成立するためには、いかなる要件が必要か。
⑷ 共謀の射程
Ｑ．共謀の内容と実行の内容に食い違いがある場合に両者の間に因果性が認められるか。また、その因果性の有無をどのような基準で判断すべきか（共謀の射程）。
⑸ 詐欺罪（246条1項）
Ｑ．自己の管理する預金口座に金銭を振り込ませた場合には、「財物」（246条1項）と「利益」（同条2項）のいずれを取得したことになるのか。

【本講座のオススメの利用順序】

⑴ 起案（答案構成）
　起案ができない場合でも、一度自力で、問題文を読み、六法を参照しつつ答案構成をすることにチャレンジしてみてください。
⑵ 講座視聴
　能動的・批判的に受講してみてください。
※ お急ぎの方は、倍速視聴機能をご利用いただくことができます。
⑶ 復習・一元化など
　お気に入りのテキストや論証集、まとめノートなどに情報を一元化してください。

【論文起案のコンパス（刑法）について】

　「論文起案のコンパス（刑法）」に関する詳細は、こちらの記事をご覧ください。