2024年度市民講座 第1回 「なぜ、今アグロエコロジー的視点が必要なのか」

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2024年度市民講座 第1回 「なぜ、今アグロエコロジー的視点が必要なのか」

550 円(税込)

申し込み期間: 2025年9月30日 00:00まで
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2024年度市民講座『アグロエコロジー(農業本来の機能を取り戻すために)』
講師:澤登早苗氏(恵泉女学園大学名誉教授)
世界中で諸々の危機が発生している中で、とりわけ我われの生命を維持する食の生産のあるべき姿を学習します。
とちぎ有機の会          
しらさぎ有機農業推進協議会(協賛)
[事務局 NPO法人民間稲作研究所]

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カリキュラム

  • 第1回 「なぜ、今アグロエコロジー的視点が必要なのか」

    74分

    1. 世界中で諸々の危機が発生している中で、とりわけ我われの生命を維持する食の生産のあるべき姿を学習します。
       
      現在、食料危機、生物大量絶滅危機、気候危機、健康危機等々の多重危機が同時に進行しており、今、私たちの進路は大きな分岐点にさしかかっています。これらの危機の中で、人間の健康と生命の維持に関わる身近な食の危機は、次世代への倫理問題も含めて大いに検討すべき喫緊の課題です。
      近代化された農業は飛躍的な生産性向上をもたらしました。しかしながら、その発展は農業本来持っている機能を生かしたものではなく、「生命」というものを等閑視した「農の工業化」によるものと言えます。そこで、前年度の当講座では、農業本来の姿に立ち戻るために「工業型農業から有機農業・アグロエコロジーへ」を学びました。とりわけ、「アグロエコロジー」は食料主権を我われに取り戻せる有効な手法であることを学びました。
       
      「アグロエコロジー」の考え方は間口が広く、かつ奥行が深いので、その理解と実践は一筋縄ではいかないように思えます。前年度に動機づけされたこの考えをさらに深化させ、農業が持っている本来の機能を生かした生産を行い、食料主権を私たちに取り戻す手法として「アグロエコロジー」を学習したいと思います。今年度の市民講座は、上記のような問題意識のもとで、単独講師により4回にわたって開催します。
      第1回「 なぜ、今アグロエコロジー的視点が必要なのか 」 
      第2回「 農生態系とは?」
      第3回 「 持続可能な農生態系とは? 持続可能性の指標 」
      第4回「 持続可能な農生態系から持続可能なフードシステムへ 」

第1回
「なぜ、今アグロエコロジー的視点が必要なのか」
 
食料問題は生産だけではなく、流通・分配やそれを取り巻く政治の影響を大きく受けます。そして、有機農業運動が目指しているのは、ただ単に禁止資材を使用しない「ノンンケミカル」農法ではなく、社会正義や公正な取り引き、次世代への配慮や予防原則なども含んでいると考える中で、であったのがアグロエコロジーでした。
 
持続可能なフードシステムの実現のためには、慣行農業か有機農業科の議論ではなく、栽培方法の転換から始めて、社会システムの転換まで段階的に進めることが必要であり、アグロエコロジーはそのための重要な指針であると考えています。
 
持続可能な農業には、① 生態的健全性、② 経済的実行可能性、③ 社会的公平性、の3点が不可欠であり、いずれが欠けても持続可能とはいえません。
第1回目は、上記の3点を含めた総合的な視点の重要性を お話ししたいと思います。

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化学合成農薬・化学肥料を使用しない有機稲作を成功させるためには、耕耘・代掻き・肥培管理・水管理など、いくつかのポイントとなる作業があります。地域によって土質・気候は異なりますが、本研修会をヒントにご自身の栽培技術をつくりあげて頂ければ幸いで す。講師は、NPO法人民間稲作研究所理事長の舘野廣幸をはじめとした農民理事の面々です。

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