HAES(Health At Every Size)入門編

本講義はHAES(Health At Every Size)のアプローチを学ぶことを通じて「やせていなければ健康じゃないのは本当か」「肥満を蔑視・差別するのは人種差別や性差別と同じではないか」と問い直し、WCHP(Weight-Centered Health Paradigm)/パラダイムシフトについて考えるきっかけになります。
体重に対する偏見・誤解を見つめ直す機会として、HAESを摂食障害治療と予防に活かすためにぜひご受講ください。
【特典】ジェニファー・ガウディアーニ医師 講演録と用語集

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HAES(Health At Every Size)入門編

3,000 円(税込)

申し込み期間: 2030年1月1日 00:00まで
  • 利用期限:申し込みから180日間
  • デバイス

    PC, スマートフォンどちらでも可

申し込み期間: 2030年1月1日 00:00まで
利用期限:申し込みから180日間

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受講後の効果

・「『やせていなければ健康ではない』というのは本当なのか」「肥満を蔑視・差別するのは人種差別や性差別と同じではないか」と自身に問い直し、体重に対する偏見・誤解を見つめ直す機会を得ることができます。
・HAES(Health At Every Size)のアプローチを、摂食障害治療と予防に活かす方法を学べます。

カリキュラム

  • 1)イントロダクション

    2分

    利用期限:申し込みから180日間

    1. ・ご挨拶
      ・講座内容と講師紹介
      ※資料は講座内容のPDF版です。1つはフルサイズのもの、もう1つは3スライド/1ページになっており、メモをとる部分が追加されています。お好きな方をお使いください。

  • 2)HAESを学ぶにあたって大事な心構え

    1分

    利用期限:申し込みから180日間

    1. HAES(Health At Every Size)Ⓡを学ぶうえで大切なことを解説します。

  • 3)HAESの歴史

    14分

    利用期限:申し込みから180日間

    1. ・HAESのルーツ
      ・HAESの進化
      ・2010年以降、現在の動き

  • 4)ダイエットの真実&リバウンドのメカニズム

    15分

    利用期限:申し込みから180日間

    1. ・ダイエットの真実(文献より)
      ・リバウンドのメカニズム(生理学的理由)

  • 5)ウェイト・スティグマ

    4分

    利用期限:申し込みから180日間

    1. ・痩せを崇拝する社会の中でダイエットを推進することの問題点

  • 6)体重ではなくウェルビーイングをサポートする社会へ【受講者特典あり】

    4分

    利用期限:申し込みから180日間

    1. 【受講者特典】
      2021年12月5日(日)、ジェニファー・ガウディアーニ医師をお招きしてTASTEオンライン特別講演が開催されました。
      受講者特典として、講演内容の書き起こし資料と用語集を提供します。

      ▼講演内容
      ガウディアーニ医師は、患者をウェイト・スティグマ(体重に関する偏見・誤解)から守れるような治療のあり方を模索し続ける内科医です。「医療者や専門家が、自分たちの心の奥底にある『いかなる場合においても、痩せているほうが健康で望ましいことである』とする体重や体型に関する偏った考え方を見直さない限り、 自分たちの患者に有害なダイエット文化を押し付けることを続けてしまう」「私たち専門家が、からだをよりインクルーシブ(包摂的)で中立的にとらえる哲学を推進しないならば、それは結果的に自分たちが摂食障害を作り出し維持させてしまうことになる」と訴えています。

      今回の特別講演では、エネルギー不足が引き起こす一連のからだの反応が、体型やからだの大きさに関係なく、なぜ起こるのかについて丁寧に解説。体重に関する偏見・誤解を改める考え方とHAES(Health At Every Size)のアプローチを紹介し、私たち一人ひとりが自分の中にあるかもしれない偏見や、専門家として受けてきたトレーニングの枠組みについて改めて振り返ってみることの大切さについて教えてくれます。

      ▼ジェニファー・ガウディアーニ先生(Jennifer L. Gaudiani, MD, CEDS-S, FAED)ご略歴
      医師、認定摂食障害専門スーパーバイザー、AED(Academy for Eating Disorders)フェロー。ガウディアーニ・クリニック設立者兼メディカル・ディレクター。
      ハーバード大学卒業後、ボストン大学医学部を経て、内科研修医およびチーフ・レジデントとしてイエール大学に勤務。ACUTE Center of Eating Disordersのメディカル・ディレクターを務めたのち、摂食障害およびその他の食行動の問題を専門とする外来クリニックをデンバーに設立するなど、2008年より摂食障害分野を牽引する第一人者として活躍している。ガウディアーニ・クリニックは、HAES (Health At Every Size)®に基づいたケアを行う治療機関としてすべての体型・体重の人に開かれており、全米の35州にオンライン診療を実施するライセンスを有しているだけでなく、世界各国の専門家を対象にコンサルテーションおよび教育の機会を提供している。ガウディアーニ氏は国内外での講演に加えて、さまざまな科学誌やブログ上で執筆活動も行っており、International Journal of Eating DisordersおよびAcademy for Eating Disorders Medical Care Standards Committeeの編集委員を務めるとともに過去にはIAEDPの理事も務めている。摂食障害の専門医としての資格を有する数少ない内科医であり、2018年には初の著書「Sick Enough: A Guide to the Medical Complications of Eating Disorders」をラウトレッジ社より出版している(翻訳書は星和書店より販売予定)。

      【修了用クイズと修了証、領収書に関するご案内】
      https://forms.gle/KqvfEuB1fD4spLiK9

HAES(Health At Every Size)とは、体重や体型のみでその人が健康か否かを判断することや、体重や体型がその人の意識の高さや意思の強さ、あるいは人としての価値を表すものであるという誤った社会通念に異を唱えるアプローチ。健康やウェルビーイングをホリスティックにとらえ、体重や体型に優劣をつけたりそれらを理由に差別されることのない、からだの多様性を認める社会の実現を目指すムーブメントです。

欧米では,以前から体重と健康の相関関係について議論・検証されており、HAES(Health At Every Size)というムーブメントが派生している一方、日本では体重と健康の相関関係に関する議論や検証が少ないことに加え、社会における肥満差別(太った人は意志が弱く、怠惰で、愚かだという偏見)は根強く、やせを礼賛して肥満を敵視するマーケティングが目立つのが現状です。また、医療専門家の間にさえ肥満差別が蔓延しています。

本講義は、HAES(Health At Every Size)のアプローチを学ぶことを通じて「『やせていなければ健康じゃない』というのは本当なのか」「肥満を蔑視・差別するのは人種差別や性差別と同じではないか」と自身に問い直し、WCHP(Weight-Centered Health Paradigm)/パラダイムシフトについて深く考えるきっかけとなるでしょう。

体重に対する偏見・誤解を見つめ直す機会として、また、HAES(Health At Every Size)を摂食障害治療と予防に活かす方法を学ぶために、ぜひご受講ください。

▼HAES(Health At Every Size)について詳しく知る
https://taste-jp.net/health-at-every-size/

▼体重や健康に関する研究が大きな問題をはらんでいることを示すアニメーションビデオ
『プードル・サイエンス(Poodle Science)日本語版』
https://youtu.be/E0OkOqhiMMc

【講師プロフィール】
染原風生(そめはら・ふみ)
ダンサー・アスリート専門管理栄養士、摂食障害治療専門管理栄養士
DDD Centre for Recovery 代表
豪シドニー大学卒(BSc(Nutrition)/BAppSc (Exercise & Sports Science)。オーストラリア管理栄養士会(DAA)およびオーストラリア・ニュージーランド摂食障害協会(ANZAED)認定管理栄養士として、DAA摂食障害治療リーダーシップグループの研修部門をマネージし、スキルアップのためのワークショップを栄養士に提供している。ダンサーの摂食障害予防・治療のため、DDD Centre for Recoveryを2017年に設立。HAES Australia公認メンバーとして、HAESに基づくNon Diet Approachを摂食障害治療やダンサーのヘルスケアに活用するほか、日豪で栄養カウンセリングや講習会を行う。
HP https://dddcfr.com.au/

【修了用クイズと修了証、領収書に関するご案内】
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こんな人におすすめです

本講座は
・摂食障害治療にかかわる専門家(医師、心理士、管理栄養士、看護師など)
・福祉関係者
・学校・教育関係者
・スポーツ指導者
・マスメディア
・ご本人(過去に摂食障害を経験し、今は症状を手放している/現在、摂食障害の症状に悩んでいる)
・ご家族・パートナー(摂食障害を持つご本人を支えている)
または、体重や体型に優劣をつけたりそれらを理由に差別されることのない、からだの多様性を認める社会の実現に関心をお持ちの方に幅広く開かれた講座です。

講座スタイル

  • 動画講座

  • PC, スマートフォンどちらでも可

システム要件

■パソコン
【windows】
OS:Windows 11、Windows 10
ブラウザ:Microsoft Edge 最新版 Firefox 最新版、Chrome 最新版
【macOS】
OS:macOS 10.15 Catalina以降
ブラウザ:Safari 最新版、Firefox 最新版、Chrome 最新版

■スマートフォン
【iPhone・iPad】
OS:iOS最新版
ブラウザ:Safari 最新版
【Android】
OS:Android最新版
ブラウザ:Chrome 最新版

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コエテコカレッジ上で販売されている講座には、質の高い豊かな学びの場を提供するために、受講者による講座のキャンセルや返金についてガイドラインを設けております。
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サブスクは原則返金ができません。
詳しい条件や手順につきましては ガイドライン をご覧ください。

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【学べるコース】
▼対象:専門職
・家族ができる神経性やせ症の食事支援
・新・家族ができる神経性やせ症の食事支援/90分ダイジェスト版
・心理士としての摂食障害治療のセットアップと心理教育
・摂食障害治療に役立てる食事療法【RAVESモデル】
・回避・制限性食物摂取症[ARFID]のための食事支援
・オンラインで学ぶFamily-Based Treatment:基礎知識と治療のセットアップのコツ
・体重に関する偏見・誤解を見つめ直そう〜HAES(Health At Every Size)®入門編
・過食の治療を効果的に行うために:BEDとBNの発症の背景にあるもの

▼対象:ご家族
・家族ができる神経性やせ症の食事支援
・新・家族ができる神経性やせ症の食事支援/90分ダイジェスト版
・体重に関する偏見・誤解を見つめ直そう〜HAES(Health At Every Size)®入門編

▼対象:ご本人
・体重に関する偏見・誤解を見つめ直そう〜HAES(Health At Every Size)®入門編

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