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2024年度市民講座『アグロエコロジー(農業本来の機能を取り戻すために)』
講師:澤登早苗氏(恵泉女学園大学名誉教授)
世界中で諸々の危機が発生している中で、とりわけ我われの生命を維持する食の生産のあるべき姿を学習します。
とちぎ有機の会
しらさぎ有機農業推進協議会(協賛)
[事務局 NPO法人民間稲作研究所]
カリキュラム
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第2回 「農生態系とは」
68分
世界中で諸々の危機が発生している中で、とりわけ我われの生命を維持する食の生産のあるべき姿を学習します。
現在、食料危機、生物大量絶滅危機、気候危機、健康危機等々の多重危機が同時に進行しており、今、私たちの進路は大きな分岐点にさしかかっています。これらの危機の中で、人間の健康と生命の維持に関わる身近な食の危機は、次世代への倫理問題も含めて大いに検討すべき喫緊の課題です。
近代化された農業は飛躍的な生産性向上をもたらしました。しかしながら、その発展は農業本来持っている機能を生かしたものではなく、「生命」というものを等閑視した「農の工業化」によるものと言えます。そこで、前年度の当講座では、農業本来の姿に立ち戻るために「工業型農業から有機農業・アグロエコロジーへ」を学びました。とりわけ、「アグロエコロジー」は食料主権を我われに取り戻せる有効な手法であることを学びました。
「アグロエコロジー」の考え方は間口が広く、かつ奥行が深いので、その理解と実践は一筋縄ではいかないように思えます。前年度に動機づけされたこの考えをさらに深化させ、農業が持っている本来の機能を生かした生産を行い、食料主権を私たちに取り戻す手法として「アグロエコロジー」を学習したいと思います。今年度の市民講座は、上記のような問題意識のもとで、単独講師により4回にわたって開催します。
第1回「 なぜ、今アグロエコロジー的視点が必要なのか 」
第2回「 農生態系とは?」
第3回 「 持続可能な農生態系とは? 持続可能性の指標 」
第4回「 持続可能な農生態系から持続可能なフードシステムへ 」
第2回
「 農生態系とは」
第2回目からいよいよ本番に入ります。今回はアグロエコロジーを理解するうえで不可欠な概念である「農生態系」について学びます。
種の多様性、植生構造、抵抗力とレジリエンス、栄養構造などをキーワードとして、自然生態系と比較しながら農生態学を理解していただきます。また、景観、フードシステム(生産・流通・消費のネットワークなど)の重要性も ぜひ知っていただきます。
なお、農文協刊の『アグロエコロジー』をお持ちの方は、第2章の「農生態系の概念」45~60ページに目を通して参画してください。
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