元世界記録保持者で鹿児島県志布志市の出身の山口観弘さんが自身の経験をもとに次世代の選手・コーチに向けて「なぜ世界記録を出せたのに、オリンピックには行けなかったのか？速くなりたいなら、コレだけはやめておけ！5選」をテーマにお話をします。

小学５年生の夏のJOでの全国優勝を皮切りに、JOや全中・インターハイ・国体での優勝はもちろん、中学時代は100.２００mにおいて中学記録を、高校時代も100.２００mで高校記録を樹立するなど大活躍をされました。ジュニアの国際大会では２００m平泳ぎにおいて、６回の優勝を誇り、高校３年時に行われた２０１２年の国民体育大会では２００m平泳ぎにおいて2：07.01の世界記録を樹立。リオ五輪での活躍が期待されていました。
しかし、この世界記録樹立以降はベストタイムを更新することはできず、苦しい時間が続きました。残念ながら、２０２１年の東京五輪選考会を持って引退となりましたが、その後も日本のトップ選手への指導をはじめ水泳コーチとしてのキャリアを積む傍ら、彼にしか語れない様々な経験、そしてそこから学んだことから他では聞けない貴重なお話をたっぷりとしてくださいます。