2023年に開講した「現代短歌セミナー 」は、短歌講座監修の永田和宏先生、短歌友の会選者の松村正直先生が毎回一人のゲストを迎え、テーマに基づいて作歌の現場から議論し、歌は多様な考えで作るものであることを学ぶ講座です。
昨年は、テーマ「意味を詰め込みすぎない」「社会詠をどう詠むか」など骨太な内容で高評価いただいています。
本年度、 第2回目のテーマは「モノの見方の新しさ、発見」です。
歌人の生の議論を味わえるチャンスです。
【2024年6月19日講座(ゲスト:奥村晃作さん)のみのお申込みページです】
ライブ講座
【6月19日開催】永田和宏&松村正直 現代短歌セミナー 作歌の現場から Ⅱ (2)
- 90分 x 全1回
- Zoom
4,000 円(税込)
申込状況
◯募集を終了
-
デバイス
PC, スマートフォンどちらでも可
-
顔出し
不要
-
最低開講人数
5名
-
定員
50名
-
形式
ウェビナー(講演)形式
募集を終了
申込状況
◯レビュー(1件)
-
【6月19日開催】永田和宏&松村正直 現代短歌セミナー 作歌の現場から Ⅱ (2) (限定公開)
ゲストに奥村晃作さんを迎えてのオンライン講座。永田和宏さん、松村正直さんと奥村さんがそれぞれ三、四首選んだ歌を紹介する形式でした。全部で十首のうち一番衝撃を受けたのは松村さんが選んだ横山未来子さんの歌でした。 唇にうすき硝子をはさみつつみづを飲みたり明けがたのみづを 最初この歌を読んだ時、唇にプレパラートのようなガラス板を挟んで水を飲んだのかと思いました。なんのことはない、ガラスのコップに口を付けて水を飲む動作を描写する歌でした。生まれてすぐから誰もがしている当たり前の動作を独自の視点で描写することが歌になる、そのことに気づいたことが新鮮な驚きでした。また、「みづ」を「水」ではなくひらがなで表記することで、特別なものに思えます。永田さんが指摘していたように、歌の中の漢字とかなのバランス、あえて漢字で書かない表記を選ぶ工夫もあることを教えられました。 奥村さんの歌は認識の歌、気付き、発見の歌と言われますが、普通の人が真似できないのは、その大真面目さです。そのことがまたおかしみとなって味のある歌になっています。新しい発見もたくさんあり、一時間半の講座があっという間でした。
2024/6/20
カリキュラム
-
(6/19)現代短歌セミナー
開催済み 録画動画あり講座開始日時 2024年6月19日(水) 19:30~
テーマ 「モノの見方新しさ、発見の歌」
ゲスト・奥村晃作さん
受講にあたって
※本講座の講座内容に関するお問合せは「スクールへ連絡する」からお願いいたします。
お返事まで数日お時間をいただく場合があります。
講師紹介
永田 和宏(ながた かずひろ)
昭和22年 滋賀生
「塔」選者 「朝日歌壇」選者 宮中歌会始選者 京都大学名誉教授 JT生命誌研究館館長 NHK学園短歌講座監修
歌集『饗庭』『風位』『夏・二〇一〇』『置行堀』など
歌書『たとえば君』『新版作歌のヒント』『近代秀歌』『現代秀歌』『知の体力』『象徴のうた』など
松村 正直(まつむら まさなお)
昭和45年 東京生
国際啄木学会会員 同人誌「パンの耳」発行人 NHK学園短歌講師
歌集『駅へ』『午前3時を過ぎて』『紫のひと』など
歌書『短歌は記憶する』『戦争の歌』『踊り場からの眺め 短歌時評集2011-2021』など
ゲスト: 奥村晃作(おくむら こうさく)
昭和11年長野生
東京大学経済学部に在学中に、「コスモス」に入会 宮柊二に師事 元選者
歌集は『三齢幼虫』『鴇色の足』『蜘蛛の歌』など十九冊
評論集は『賀茂真淵』『戦争の歌―渡辺直己と宮柊二』など八冊
〈現代ただごと歌〉即ち、気付き、発見、認識の歌を一貫して主張し、実践してきた
こんな人におすすめです
短歌初心者から歌歴の長い方まで、短歌に関心のある皆さんどなたでも。
レビュー(1件)
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【6月19日開催】永田和宏&松村正直 現代短歌セミナー 作歌の現場から Ⅱ (2) (限定公開)
ゲストに奥村晃作さんを迎えてのオンライン講座。永田和宏さん、松村正直さんと奥村さんがそれぞれ三、四首選んだ歌を紹介する形式でした。全部で十首のうち一番衝撃を受けたのは松村さんが選んだ横山未来子さんの歌でした。 唇にうすき硝子をはさみつつみづを飲みたり明けがたのみづを 最初この歌を読んだ時、唇にプレパラートのようなガラス板を挟んで水を飲んだのかと思いました。なんのことはない、ガラスのコップに口を付けて水を飲む動作を描写する歌でした。生まれてすぐから誰もがしている当たり前の動作を独自の視点で描写することが歌になる、そのことに気づいたことが新鮮な驚きでした。また、「みづ」を「水」ではなくひらがなで表記することで、特別なものに思えます。永田さんが指摘していたように、歌の中の漢字とかなのバランス、あえて漢字で書かない表記を選ぶ工夫もあることを教えられました。 奥村さんの歌は認識の歌、気付き、発見の歌と言われますが、普通の人が真似できないのは、その大真面目さです。そのことがまたおかしみとなって味のある歌になっています。新しい発見もたくさんあり、一時間半の講座があっという間でした。
2024/6/20
講座スタイル
-
ウェビナー(講演)形式
-
PC, スマートフォンどちらでも可
-
顔出し不要
録画について
講座記録用に録画いたします。
講座開催後、1週間限定のアーカイブをご覧いただけます。(アーカイブ公開まで、数日お時間をいただく場合がございます。公開のタイミングはグループメールにてお知らせします)
システム要件
■パソコン
【windows】
OS:Windows 11、Windows 10
ブラウザ:Microsoft Edge 最新版 Firefox 最新版、Chrome 最新版
【macOS】
OS:macOS 10.15 Catalina以降
ブラウザ:Safari 最新版、Firefox 最新版、Chrome 最新版
【iPhone・iPad】
OS:iOS最新版
ブラウザ:Safari 最新版
【Android】
OS:Android最新版
ブラウザ:Chrome 最新版
キャンセル・返金について
欠席について
都合がつかない等で講座に参加できなくなった場合、講座内にある「欠席連絡」のボタンを押す必要があります。欠席の場合は返金はされません。
ライブ講座
【6月19日開催】永田和宏&松村正直 現代短歌セミナー 作歌の現場から Ⅱ (2)
- 90分 x 全1回
- Zoom
4,000 円(税込)
申込状況
◯募集を終了
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デバイス
PC, スマートフォンどちらでも可
-
顔出し
不要
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最低開講人数
5名
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定員
50名
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形式
ウェビナー(講演)形式
募集を終了
申込状況
◯レビュー(1件)
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【6月19日開催】永田和宏&松村正直 現代短歌セミナー 作歌の現場から Ⅱ (2) (限定公開)
ゲストに奥村晃作さんを迎えてのオンライン講座。永田和宏さん、松村正直さんと奥村さんがそれぞれ三、四首選んだ歌を紹介する形式でした。全部で十首のうち一番衝撃を受けたのは松村さんが選んだ横山未来子さんの歌でした。 唇にうすき硝子をはさみつつみづを飲みたり明けがたのみづを 最初この歌を読んだ時、唇にプレパラートのようなガラス板を挟んで水を飲んだのかと思いました。なんのことはない、ガラスのコップに口を付けて水を飲む動作を描写する歌でした。生まれてすぐから誰もがしている当たり前の動作を独自の視点で描写することが歌になる、そのことに気づいたことが新鮮な驚きでした。また、「みづ」を「水」ではなくひらがなで表記することで、特別なものに思えます。永田さんが指摘していたように、歌の中の漢字とかなのバランス、あえて漢字で書かない表記を選ぶ工夫もあることを教えられました。 奥村さんの歌は認識の歌、気付き、発見の歌と言われますが、普通の人が真似できないのは、その大真面目さです。そのことがまたおかしみとなって味のある歌になっています。新しい発見もたくさんあり、一時間半の講座があっという間でした。
2024/6/20
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