「感覚感情のダウンロード」の項目には、神経細胞の挿絵が２つ書いてあります。
一つ目は、脳内の神経細胞にパルスが走る様子です。
神経細胞はひとつの細胞がとても複雑な形をしており、ニューロンと呼ばれます
神経細胞内の情報伝達は、電気信号によって行われています。細胞の中と外では電荷が違い、
刺激が来るとこの電荷が逆転して伝わっていきます。
2 つ目の挿絵は、神経細胞と他の神経細胞との繋がりが表されています。他の神経細胞とは
シナプスを通して繋がっています。電気信号は双方向に進みますが、末端にあるシナプスは
セロトニンなどのホルモンのやり取りで行われていて、一方方向に進んでいきます。
思考や感覚感情など脳内の変化は、樹状突起と呼ばれる部分が他のニューロンのシナプス
に繋がることになります。この繋がる線の数が増える事で思考が豊かになります。

基礎 DNA セミナーの最後の項目の中に、「若さと元気の DNA の活性化」があります。細
胞分裂とテロメアの挿絵があります。細胞分裂とはどのようなしくみなのでしょうか。
細胞分裂はまず DNA 量が増えて、染色体数が２倍になります。染色体が真っ二つに分かれ
て２つの新しい細胞になって行く仕組みを画像を使って説明します。
染色体は DNA で出来ています。たとえて言うと DNA は毛糸で、染色体は編みあがったマ
フラーのようなものです。染色体の形は変化しても、DNA の配列は変わりません。
テロメアは、ノーベル賞を受賞した研究です。細胞分裂の回数限界と老化、若返りに関わっ
ているという仮説があります。詳しく解説します。

DNA は生命の設計図になります。DNA は 2 重らせんで出来ていて、たんぱくを作ったり
するときに設計図の必要な部分がほどけて、そこに RNA が入り込みます。RNA が DNA の
設計図通りに型を取り、核の外へ出てリボゾームに、型に取った配列通りのアミノ酸を作ら
せます。ホルモンやコラーゲンなど身体に必要な様々なたんぱくになります。
設計図である DNA にエラーがあると、間違った身体を作り続けてしまいます。大抵の人間
はエラーをいくつか持っているので、小さなエラーの結果が積み重なって、数十年生きた後
に病気や不定愁訴の原因になったりしています。
ヴァイアナは、DNA は水素結合で出来ているので簡単に変えられると言っています。「DNA
の修復」のコマンドが基礎のテキストに載っています。