☯️ たいちーズ(太極拳・ソフト推手)の概要
「たいちーズ」は、中国武術である太極拳の練習法、特に推手(すいしゅ)をソフトな形式で行う活動やコミュニティを指します。勝敗や対決にこだわらず、健康増進と心身の感性向上を目的としています。
1. 太極拳と推手
太極拳は、ゆっくりとした「套路(型)」で知られる武術であり健康法です。推手は、その武術的な側面を学ぶための二人一組の組手練習です。
• 目的: 相手の力に抵抗せず、接触を通じて力の方向を「聴き取り(聴勁)」、受け流してバランスを崩す技術を磨きます。
2. 「ソフト推手」の特徴
従来の推手の武術的な要素を和らげ、非対決的なアプローチを重視します。
• 感性の訓練: 相手の動きや力を敏感に感じ取る感受性を磨くことに特化。接触点を通して、お互いの呼吸や力の流れを「対話」のように感じ取ります。
• 健康と調和: 身体に負担をかけず、ゆったりとした動きで進めるため、リラックス効果が高く、自己理解や他者との調和を体感できます。
3. 活動の意義
「たいちーズ」は、太極拳の奥深い身体操作技術と、「人との接触」を通じて生まれる力の流れの理解を、楽しく、安全に学べる現代的なアプローチです。これは、単なる運動を超え、心と身体のコミュニケーション能力を高めることに繋がります。
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最低開講人数
1名
受講後の効果
「たいちーズ」の練習を通じて得られる効果は、健康面だけでなく、感覚的な鋭敏さや対人能力の向上にまで及びます。
1. 身体感覚と自己認識の向上
• 「聴勁」による感性の活性化: 相手との接触点を通じて、力の方向、強さ、変化を敏感に感じ取る触覚が活性化されます。これにより、自分の身体内部の力の流れやバランスも把握しやすくなり、自己認識が深まります。
• インナーマッスルの強化と体軸の安定: 相手と接触してバランスを取り合う訓練は、深層部の筋肉(インナーマッスル)を自然に使い、太極拳に必須とされる体軸(センター)の安定性を向上させます。
2. 対人能力と精神的な効果
• 非抵抗の精神(柔よく剛を制す): 相手の力に正面からぶつからず、受け流し、導き、調和する技術を学ぶことで、実生活においてもストレスを流し、柔軟に対応する力が養われます。
• コミュニケーション能力の向上: 身体の接触を通じて、相手の状態や意図を察知する訓練は、言葉に頼らない対人理解力を高め、より円滑な人間関係の構築に役立ちます。
3. 健康促進効果
• 脳の活性化: 普段意識しない触覚や微細なバランス感覚を使うことで、脳内の活性化が促されます。
• 全身の協調性向上: 相手との関係性の中で全身を連動させて動かすため、柔軟性、バランス、協調性が総合的に高まります。
こんな人におすすめです
「たいちーズ(太極拳・ソフト推手)」は、武術的な勝敗にこだわらず、心身の調和と感性の向上を求める幅広い層を対象としています。
1. 健康維持・リラクゼーションを求める方
• 運動不足を解消したい方: 激しい運動は苦手だが、適度な全身運動とリラックス効果を求めている方。太極拳特有のゆったりとした動きと呼吸法により、無理なく全身を整えられます。
• ストレス解消・集中力向上を求める方: 繊細な接触と動きに意識を集中させる推手の訓練は、マインドフルネスの効果をもたらし、心身のリフレッシュに繋がります。
2. 太極拳を深く学びたい方
• 套路(型)の理解を深めたい方: 一人で型の練習をしているが、「勁(力)」の伝達や力の配合といった武術的な原理を体感的に理解したいと考える方。推手は、型を真に理解するための必須の訓練です。
• 対人力・コミュニケーション能力を磨きたい方: 相手の動きを「聴き取る(聴勁)」練習は、身体を通じた非言語的なコミュニケーション能力を高め、他者との調和や協調性を養います。
3. 年齢・体力を問わない全ての方
• 高齢者・体力に自信のない方: ソフト推手は、競い合うことを目的とせず、相手との接触を支えに安全に動くことができるため、怪我のリスクが低く、無理なく続けられます。
• 武術未経験者: 太極拳の奥深さに触れてみたいが、いきなり難しい技を覚えることに抵抗がある方。推手から入ることで、太極拳の核心にある「力の使い方」を楽しく体感できます。
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最低開講人数
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〜総合武術学院〜
武活-BUKATSU-
武活〜総合武術学院〜 は、「武術を通して人生を豊かにする」を理念に掲げ、年齢・経験・体力を問わず誰もが学べる“総合武術の学び舎”として設立された。古来より武術は、単なる技の習得に留まらず、人の心の在り方、体の使い方、自然との調和、他者との関わり方までも深く育む総合的な学問であった。しかし現代では、スポーツ化や競技化が進む一方で、本来武術が持っていた「生きるための智慧」や「心身を整える訓練法」が置き去りになりがちである。武活では、その失われつつある価値をもう一度掘り起こし、現代人の生活に合う形で提供している。
学院の特徴は、多様な武術体系を“横断的に”学べることにある。空手や中国武術、合気的な身体操作、推手、コンタクトインプロビゼーション、ナチュラルトレーニング、護身術、武禅といった、多面的で豊かなメソッドを組み合わせることで、単一流派では得られない総合的な武術の「地図」を身につけることができる。これにより受講者は、自分の体質や目的に合ったアプローチを自然に見つけ、無理なく成長していける。
学院では、まず身体の基礎感覚を育てる。重心の通り、足裏の接地、軸の感覚、呼吸と動きの連動、力みの抜き方…。こうした基本が整うことで、技は劇的に変わる。単にフォームを真似るのではなく、“内部感覚を伴って動く”ことを目指す点が他との大きな違いだ。初心者でも「なるほど、こういうことか」と体で理解できるよう、丁寧なステップで進められるため、武術未経験者にも好評を得ている。
次に育てるのは、心の状態を扱う力である。武術は対人で行う以上、緊張・恐れ・焦りといった感情と向き合う場面が多い。武活では、それらを否定せず、呼吸法・間合いのワーク・捉え方の変換などを通じて「心が整うと体はこう動く」という実感へ導く。これは護身術の向上にも直結し、日常生活でのストレス耐性や集中力の向上にも繋がる。
さらに学院の特色として、“交流としての武術” を重視している点が挙げられる。武術は相手を倒すためだけのものではなく、対話のための身体文化でもある。推手やコンタクトインプロビゼーションを通じて、相手の重心や意図を「感じ取る」練習は、自分自身を知るきっかけにもなる。受講者同士がふれあい、支え合い、自然な動きの流れを共有する時間は、世代や経験を超えた深い学びを生む。
また、武活では武術の根幹にある“生きる力(サバイバル)”にも焦点を当てている。災害時の身体操作、危険察知能力、護身の判断基準、無駄な衝突を避ける交渉術など、現代社会を健やかに生き抜くための実践的な知識も提供している。これらは単に技を覚えるだけでなく、「自分の命と大切な人を守る」という武術の原点に立ち返らせてくれる。
クラス運営においては、アットホームでありながら、学びの深さを追求する独自の雰囲気がある。子供から大人まで、多彩な背景を持つ人々が互いを尊重しながら稽古する姿は、まさに“現代の道場共同体”といえる。指導者陣も各分野の専門家であり、技術だけでなく哲学や歴史的背景にも精通しているため、受講者は単なる「動き方」だけでなく、その奥にある価値観や文化も理解していける。
武活〜総合武術学院〜 は、競争よりも成長を、勝敗よりも気づきを、技の強さよりも“生きる強さ”を大切にする。ここで学ぶ武術は、稽古場を出た後も続いていく。姿勢、歩き方、人との接し方、呼吸の質、心の柔らかさ…。そのすべてが日常の中で変わり始める。武活は、武術を「特別な技術」ではなく、「人生をより良くするための習慣」として根付かせるための場所なのだ。
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