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投資信託の分配金の計算問題

これは実技で出てもおかしくない問題ですね。丁寧に見ていきましょう 〜問題文〜 設定を整理します。300円収益分配金が支払われました。そして分配落ち後、これは分配した後ということですね。分配落ち後の基準価額が13,800円になりました。 ここで問題文にない価格が本来もう一つ必要で、「分配落ち前の基準価額」です。これは問題文には出てきていないので計算します。 分配金300円+分配落ち後の基準価額13,800円=14,100円 となります。 問題文を再度確認すると、普通分配金がいくらで、元本払戻金がいくらか、という問題なんですね。 まずやらなければならないのは、分配前の14,100円に対して、いくらで購入しているのかを確認することです。14,000円で購入しています。これは「個別元本」「と呼ばれます。 14,000円で買ったものが、分配直前で14,100円に増えてる、つまり100円が普通分配金(増えた分の分配金)になります。 ところが、この問題では300円分配金が配られているんですよね。 300円から100円引いた「200円」、これはなんなのかというと、「元本払戻金」つまり、元本が200円戻ってきただけ、ということになります。 今回問題文にはありませんが、これは非課税になります。 このような分配金の計算問題は、基本算数の問題です。なので難しく考えずに、順序を守って計算をしていくのがコツです! 講座内では他にも実技のポイントを詳しく学ぶことができます!

担当講師紹介

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    西田昌代

    ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士・手帳アドバイザー 『知らなくて損をしたを失くしたい』という想いから講師をしています。 2017年よりFP試験対策講座の講師を開始し、マネー関連講座や手帳講座などを開催しています。 コロナ禍のため2020年以降はオンライン講座に切り替え、全国各地から講座へ参加して頂いています。 講師から知識を一方的に教えるのではなく「シェアする」「学び合う」という姿勢を大切にしています。 ※動画講座の解説のみ担当していただいています。

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