第１回　斎藤茂吉①
　
はじめに－茂吉という人間
▶講座スケジュール
▶『赤光』刊行までの年譜
▶『赤光』刊行前後の詩歌と文学
　（１）まがまがしさを凝視する　「死臭にみちた歌集」
　（２）二物衝撃と象徴性　茂吉における「写生」とは？
　（３）こうでしかありえない、という＜運命＞や＜業＞を感じさせる文体
▶『赤光』への批評から
　

第2回　斎藤茂吉②
　
▶4冊の歌集　年譜＋特徴的な歌
　『あらたま』
　『つゆもじ』
　『遠遊』
　『遍歴』
　（１）茂吉にとっての「写生」とは？
　（２）ヨーロッパ詠　与謝野晶子と比較しながら詠む
▶茂吉論より
　
＜付録＞
　『あらたま』十首選
　『つゆじも』十首選
　『遠遊』十首選
　『遍歴』十首選
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

第3回　斎藤茂吉③
　
▶３冊の歌集　年譜＋特徴的な歌
　『ともしび』
　『たかはら』
　『連山』
　（１）一首のなかの時間や空間を広くする表現　おもに自然詠について
　（２）茂吉における＜仲間意識＞＜同族意識＞
▶茂吉論などより
　
＜付録＞
　『ともしび』十首選
　『たかはら』十首選
　『連山』十首選
　　　　　　　　　　　　　　　　　

第4回　斎藤茂吉④
　
▶3冊の歌集　年譜＋特徴的な歌
　『石泉』
　『白桃』
　『暁紅』
　（１）語順、そしてやはり時間の書き方
　（２）なぜ笑ってしまうのか？
▶茂吉論などより
　
＜付録その1＞
　『石泉』十首選
　『白桃』十首選
　『暁紅』十首選
＜付録その2＞　前回の質問に関連して
　①茂吉と万葉集の関係
　②なぜ現代では茂吉のような大らかな自然詠が難しいのか？
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

第5回　斎藤茂吉⑤
　
▶4冊の歌集　年譜＋特徴的な歌
　『寒雲』
　『のぼり路』
　『霜』
　『小園』
　（１）連作「木芽」（『寒雲』）を読む
　（２）茂吉の戦争協力、そしてその後の短歌史
▶茂吉論などより
　
＜付録＞
　『寒雲』十首選
　『のぼり路』十首選
　『霜』十首選
　『小園』十首選

第6回　斎藤茂吉⑥
　
▶2冊の歌集　年譜＋特徴的な歌
　『白木山』
　『つきかげ』
　（１）自由奔放な文体と発想　言葉のおもしろさ
　（２）茂吉にとっての＜運命＞という主題
▶茂吉論などより
　
＜付録＞
　『白き山』十二首選
　『つきかげ』十二首選