SNSディレクターとは|企業のマーケティングはSNS運用で

近年はSNSの普及により、各企業でSNSを通した宣伝が重要視されています。最近はまずTwitterやInstagram、口コミの情報を参考に商品を購入することが多いのではないでしょうか。

SNSディレクターはブランディングに効果的なプラットフォームを選び、戦略を打ち立てながらSNSマーケティングを担当します。SNSで拡散された情報はメディアでも取り上げられることが多く、企業の認知度を高めることができるのでニーズが高まっている職種です。

この記事ではSNSディレクターの仕事内容や収入、必要なスキルや活用できる資格などを紹介します。

SNSディレクターとは

SNSディレクターの仕事内容

SNSディレクターは、SNSを利用して企業のブランディングPRを担当する仕事です。Webサイトのデザインや運用を行うWebディレクターとは異なり、TwitterやInstagram、Facebookなどを活用した実務が主です。

投稿用画像文章作成といった業務は各SNSの特徴や利用者層を把握した上でニーズに合わせた情報発信が必須でしょう。さらにクライアントとの打ち合わせや投稿時間・日程の管理はもちろん、インフルエンサーや競合のサーチ、コメント対応も行います。消費者と近い距離でコミュニケーションを取っていく仕事でもあるので、誤った情報発信などが原因で炎上してしまった場合には企業のイメージを落とさないよう誠実な対応も求められるでしょう。

SNSディレクターに転職したというアリシタさんは、Webデザインの勉強を活かしながら業務を行うとのことです。

就労形態

正社員契約社員業務委託アルバイトなどさまざまな就労形態があります。

動画や画像制作といった個人の技術を活かす作業が多いため、フルリモート勤務が可能になっている企業も多いようです。定期的なミーティングのために月数回の出勤日を設けている場合もあります。また、投稿スケジュールを必ず守ることが大切なので必要があれば時間外の作業が発生する場合もあります。

映像制作会社SNSライティング代行の会社では、動画制作や記事執筆など一部の分野に特化して各企業のPR活動をサポートしています。SNSディレクターが行うさまざまな業務の一部を担う形になるでしょう。

収入

正社員であれば年収350万円~700万円程度と、20代~30代のサラリーマン年収を上回るという印象です。契約社員であれば時給1,200円~2,000円程度で、パート・アルバイトの平均時給よりは比較的高時給でしょう。

フリーランスの場合は動画1本につき5万円などといった形で成果によって報酬額を設定されている場合もあります。いずれも経験やスキルを考慮したうえで各企業の規定によって収入が決まります。

SNSディレクターに必要なスキル

SNSの知識

まず各SNSの特徴トレンドを把握していることが大前提です。SNSによって画像や文章、動画など効果的なアプローチの方法も異なるので、企業の魅力を活かしながら最も適した形でSNSマーケティングを行います。

TikTokなど若者向けのSNSを利用して「バズる」と評価されるような投稿を意識することで、情報の拡散力も期待できます。人気投稿の傾向や効果的なハッシュタグなど、幅広い分野でのサーチ力も必要になるでしょう。

こちらの書籍では、Facebook、Twitter、Instagramを中心とした各SNSの特性・機能から広告の出稿手順や効果的な運用方法、分析・改善の手法に至るまで、SNSディレクターに求められる基本的な知識を学ぶことができます。TikTok、Pinterest、Snapchatなどについても触れるなど、最新状況に合わせて情報のアップデートを繰り返している点もポイントです。

投稿作成スキル

画像や動画でSNSに投稿する機会が増えるため、PhotoshopやIllustratorを扱うスキルを求められる場合が多いでしょう。文章での投稿が主になる場合は、戦略的にWeb上の集客施策を行うSEMの知識も必要です。

SEMというのは「Search Engine Marketing(検索エンジンマーケティング )」の略語で、検索エンジンから特定のサイトやSNSページへ流入を増やすための手法です。SNSマーケティングの場合は、検索エンジンで上位に表示されるように最適化された文章を投稿するSEO(検索エンジン最適化)対策によってユーザーにアプローチすることができます。

ツールを扱うスキル

近年では「Social Insight」「見える化エンジン」「moribus」などのサポートツールを導入している大手企業も増えています。これらのツールを活用して投稿やユーザーへの対応を管理したり、人気の投稿を把握してフォロワー数アップに繋げたりすることができます。SNSディレクターは、ツールが算出したデータを分析・運用するスキルが必要になります。

消費者とのコミュニケーションスキル

コミュニケーションツールとしての性質を持つプラットフォームが多いので、消費者とコミュニケーションをとることで企業の信頼度アップやリピーター増加に繋がります。具体的にはコメントの返信顧客へのリアクション炎上してしまった場合の対応といった柔軟さが求められる業務が挙げられます。また、消費者の生の声を参考に今後の展開に活かしていく必要もあるでしょう。

役立つ資格

SEOマーケティングアドバイザー

日本技能開発協会(JSADA)が認定している資格で、プロフェッショナルなSEOの知識やWebマーケティングにおける一定以上の知識を持つことを証明するものです。資格取得後にはSEOマーケティングについて講師活動を行う方もいます。

受験料は11,000円(税込)で、2か月に1回の頻度で試験日程が設定されています。ネットで申し込み後、自宅に届く受験票や試験問題、解答用紙を用いて在宅で試験を受けることができます。指定の期間内であれば自分の都合の良い日を選んで受験できるので、プライベートや仕事で忙しい方でも受験しやすいでしょう。合格率40%程度と、難易度は比較的高めです。

SEOマーケティングアドバイザー | 一般社団法人日本技能開発協会
SEOマーケティングアドバイザー認定資格試験とは SEOマーケティングアドバイザー資格講座では、SEOの基礎知識からメディアで成功するコツなどさまざまなスキルを習得できます。現在多くの人が行っているサイトの運営ですが、SEOの知識を身につけておくことで他のサイトとの差別化を図ることも可能です。自分のサイトを多くの人に知...

アドビ認定プロフェッショナル

アドビが公認する国際認定資格で、画像編集やレイアウトに役立つPhotoshopやIllustrator、動画編集ができるPremiere Proを活用する技術を証明します。

試験科目は各アプリケーションごとに独立しており、30問前後の試験問題を50分で解きます。実際に出題範囲に沿って対象のアプリケーションを操作するという実技試験があるのが特徴的です。複数の科目に合格して認定要件を満たすと「Adobe Certified Professional in Visual Design」または「Adobe Certified Professional in Video Design」として認定してもらうことができます。

各科目の一般受験価格は10,780円で、学割を利用すれば8,580円(いずれも税込)で受験可能です。試験は全国の会場で行われており、各会場によって日程が異なります。

アドビ認定プロフェッショナル|Adobe Certified Professional
アドビ製品を使いこなすスキルを証明するアドビ認定プロフェッショナル。職場で評価される知識と技能を確実に身に付ける資格として位置付け。アドビ認定プロフェッショナルの試験範囲や受験方法、試験会場、学習教材などをご案内しています。

Webアソシエイト(試験名:Webリテラシー試験)

Web業界の専門用語やルールなど基礎的な知識を証明する民間資格。Webリテラシー試験に合格すると取得できます。Webに関わるディレクターやプロデューサー、クリエイター全てに共通する標準知識を問うもので、合格率60%なので初心者も取得しやすい資格です。

試験時間は90分で出題数は85問です。合格基準は正解率70%以上で、公式テキストと公式問題集を参考にした問題になっています。

受験料は11,000 円(税込)で、全国に約200会場あるJ-Testing試験会場テストセンターで随時受験することが可能です。ネットで試験会場の空席情報を確認できるので、都合に合わせて日程を調整することができます。

Webリテラシー | Web検定(ウェブケン)

まとめ

SNSディレクターは、SNSでの情報発信を通して企業と消費者の距離を縮める重要な役割を担っています。SNSマーケティングの価値が重要視されることによってSNSディレクターのニーズも高まってきます。
資格は必須ではありませんが、より戦略的な知識や豊富な経験が求められる業種ですので、常に知識のアップデートが必要です。

WEBの仕事に興味がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

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