簡単な動画編集をやってみよう①|Macで使える無料動画編集アプリの操作方法

動画を販売する、YouTubeなどで動画をアップする、自己紹介動画を作成するなど、オンライン講師の方も動画編集の技術を必要とされる方は多いのではないでしょうか。

高度な編集が可能な動画編集ソフトやスキルがなくても、必要な部分だけトリミングしたり、字幕をつけたりするだけならパソコンに標準搭載されているアプリでも十分対応可能です。

今回は、MacBookやiPadなどApple製品で使える無料の動画編集アプリ「iMovie」の使用方法について詳しく解説していきます。

動画編集は標準搭載アプリでも十分できる

動画編集ソフトやアプリをダウンロードしなくても、Apple製品やWindowsのOSに標準搭載されている動画編集アプリがあります。

  • Apple製品→iMovie
  • Windows→ビデオエディター

に代表される無料アプリでも、簡単な動画編集は十分可能です。

Appleは、2022年4月に「iMovie 3.0」(iOS 15.2以降またはiPadOS 15.2以降に対応)をリリースし、

  • ストーリーボード(テンプレート通りに動画や写真を撮るだけで1本の動画を簡単に作成できる機能)
  • マジックムービー(人の動きや会話等を分析し、簡単に動画編集できる機能)

この2つの機能を追加しました。

iMovieを使うと初心者でも簡単にある程度の動画編集が可能なので、Apple製品ユーザーはまずiMovieを使って動画編集をしてみましょう。

高度な動画編集が必要な方は、こちらの記事を参考に動画編集ソフトやアプリをダウンロードしてください。

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iMovieとはどんなアプリ?

直感的に操作するだけで簡単にハイクオリティな動画作成が可能

iMovieは、取り込んだ動画をドラッグ&ドロップで順番を入れ替えるなど、直感的な操作で簡単に動画編集できるため、初心者にもおすすめです。

4K動画にも対応していて、「予告編」機能を使って短い映画の予告編のような動画作成ができます。

パソコンとiPhoneなどApple製品同士の連携が簡単

iMovieのバージョンが同じであれば、iPhoneやiPadで撮影した写真や動画をiMovieで共有して簡単にMacで編集することが可能です。

文字入れ機能など制限がある機能も

iMovieでは動画にテキストを表示させ字幕を挿入できますが、用意されているテンプレートから選択して字幕を入れるので、配置を自由に変えることができません。横位置は左寄せ、中央よせ、右寄せの変更はできますが、縦位置は変えられないので表示させたい位置のテンプレートを選ぶ必要があります。

また、日本語のフォントの種類が少ないのも難点です。

秒数・カウントダウンの挿入はできない

iMovieでは、ヨガなどの体を動かすレッスン系動画によくある秒数のカウントダウンの挿入はできません。

例えば、

  • この動きを30秒間おこないます
  • 音楽に合わせて5分間体を動かしましょう

このような説明の入る動画では、動作の説明をしながら残り秒数のカウントダウンや進んだ時間経過の表示を入れると、時間配分がわかるのでペースが掴めます。

iMovieにはこの機能がないので、必要であれば別の動画編集アプリをダウンロードする必要があります。

iMovieでできる基本的な編集

iMovieの基本的な操作方法をいくつかご紹介します。高度な編集を必要としなければ、ここで紹介する操作ができれば十分という方も多いでしょう。

まずはプロジェクトの作成から

iMovieを開いて、プロジェクト→新規作成を選択し、編集したい動画を保存先のファイルから読み込みます。

ドラッグ&ドロップで下の部分に持っていき、動画の編集を始めます。

クリップ(動画)の表示されている長さを必要に応じて調整し、編集してください。

上の画像のようにクリップの表示が短いと、複数の動画を繋ぐ際に順番の入れ替えがしやすくなります。

表示を拡大して長くすると、動画を切って繋げたり、トランジションなどの編集がしやすくなります。

いらない部分をカットする

例えば動画の冒頭に雑音が入ってしまった場合など、いらない部分を削除する方法です。

操作の流れは、

1)クリップを分割
2)いらない部分を削除

このような手順でおこないます。

まずは、動画の分割したい部分まで白い線を移動させます。右上にプレビューが表示されているので、動画を再生して確認しながらおこなうとわかりやすいです。再生すると白い線が移動していきます。

下の部分の表示されている動画の帯をクリックすると黄色い枠線が出るので、その状態で右クリックすると、「クリップの分割」が出てくるので選択します。

そうするとクリップが分割されるので、いらない部分に黄色の枠線が表示されているのを確認して右クリック→削除します。もしくは、削除キーで削除します。

クリップを分割すると、ドラッグ&ドロップで順番を入れ替えることも可能です。

文字入れ(字幕の挿入)

動画に字幕を入れる方法です。

操作の流れは、

1)使用したいタイトルテンプレートを選択
2)テキストを入力
3)必要があればフォントや横位置、色を変更

このような手順でおこないます。

まずは上の「タイトル」をクリックするとテンプレートがたくさん出てくるので、この一覧の中から使用したいものを選択します。

選んだテンプレートを動画の字幕を入れたい箇所にドラッグ&ドロップします。

プレビューにタイトルテキストが表示されるので、クリックして挿入したい文字を入力してください。

字幕を表示したい秒数は、ドラッグ&ドロップした青い四角の部分をクリックして黄色い枠線が表示されている状態で、カーソルを枠の右端に合わせ「←→」の矢印を左右に動かすと字幕の表示時間が変えられます。

入力したテキストを選択すると、上部に①フォント、②文字の大きさ、③横位置、④強調、⑤色を変えるメニューバーが出てくるので、必要に応じて編集しましょう。

色の補正やフィルター機能を使う

ブレビューの上部にあるメニューで、以下のような編集ができます。

①カラーバランス(動画や画像のカラーバランスを調整する)
②色補正(動画や画像の明るさを調整する)
③クロップ(サイズ変更、アニメーション設定、動画の回転など)
④手ぶれ補正
⑤音量調節
⑥ノイズリダクションおよびイコライザ(背景のノイズを軽減)
⑦再生速度の変更
⑧クリップフィルタとオーディオエフェクト(動画にフィルタをかける、音声の効果を追加する)

これらは、必要があれば機能を使って動画を編集してください。

効果音やBGMの挿入

オーディオをクリックすると、左側にサウンドエフェクトやミュージックが表示されます。

効果音を入れたい場合はサウンドエフェクトの中から使いたいものを下の部分にドラッグ&ドロップで追加します。

効果音の音量は前の項(色の補正やフィルター機能を使う)の⑤音量調節をクリックするとできます。

動画に音楽(BGM)を入れる場合には、著作権に留意しなければなりません。自分や家族など限られた範囲での利用や、著作権の保護期間が切れている音楽は利用許諾がいりませんが、そうでない場合は利用許諾を得る必要があります。

動画を販売する、講座動画としてアップする場合は、利用許諾を得る必要がない著作権フリーの音源をダウンロードして使用しましょう。

音源は、

  • YouTubeのオーディオライブラリなどから探す
  • iTunes Storeから探す
  • CDから取り込む

このような方法で探し、ダウンロードしてミュージックに追加します。

ミュージックの音源は、先ほどと同じように使用したいものをドラッグ&ドロップして動画に追加できます。

トランジション(エフェクト)の挿入

「トランジション」をクリックすると、24種類のトランジション(エフェクト)の一覧が表示されます。

使いたいものをドラッグ&ドロップで追加します。

挿入したトランジションをダブルクリックすると、効果の継続時間も変更できます。

ビデオの保存と書き出し

編集した動画を保存する場合は、右上にあるマークをクリックします。

ここをクリックすると

  • ファイルの書き出し(動画として保存する)
  • SNSへの共有(YouTube、Facebook用に書き出し)
  • メールで送る
  • 現在のフレームを保存

上記の操作ができます。

現在のフレームを保存とは、動画の一部を画像(JPEG)として書き出す操作です。サムネイル画像を作りたいときにおすすめです。

動画を書き出すときは、

  • 解像度(540p、720p、1080p)
  • 品質(低、中、高、最高、カスタム)
  • 圧縮(高速、品質優先)

これらを選んで書き出します。

その他の機能

上記の操作の他にiMovieでは

  • ピクチャ・イン・ピクチャ(1画面に複数のクリップを表示)
  • スプリットスクリーン(2画面分割して表示)
  • 画像や動画に音声を録音して挿入(アフレコ)
  • 再生速度の調整
  • 静止画を表示させたスライドショーの作成

なども可能です。これらも必要に応じて使ってみましょう。

まとめ

動画の撮影では、言い間違いや雑音が入ってしまうことなどよくあります。説明を完璧に成功させるまで何度も撮影し直さなくても、間違えた部分だけ撮影し直して編集した方が効率的ですね。ちょっとした雑音も、見る側にとってはストレスになることもあるので、可能な限り雑音は取り除きたいところです。

また、字幕をつけると視覚的にも訴えることができるので、内容の理解を深められることも。例えば料理レッスンやヨガなどの運動系レッスン動画では、スライドで説明を入れるよりも動きを見せながら説明するような場面が多いので、字幕を入れた方が理解度が増します。

見る人が見やすくわかりやすい動画をどうやったら作れるか、そこを考えて必要な機能を確認し、動画編集をおこないましょう。

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